エカマイのホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。
第Ⅰ部18時～21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
ホルモン焼きをたらふく食べて、お酒を呑んでしまうと、眠気に襲われるかもしれません。満腹や酔っ払った時、横になっている間にうとうとと眠ってしまうというのはとても気持ちがよいものですが、寝落ちする時は一緒にいる相手に気をつけないといけません。
タイのスケコマシの手口とは
ソンクラン直前の先週、バンコクでこのような事件がありました。
32歳の男が、フェイスブックで知り合ったある女性とデートをし、その女性の隙を見てアルプラゾラム（向精神薬。眠気の副作用がある）を飲ませ、女性を眠らせました。
そして、意識がない女性の指を使って、女性の所有する携帯電話の指紋認証をクリアしてロックを解除、ネットバンキングを使って女性の口座にあった100万バーツを自分の口座へ振り込んだのです。
男は、この女性とのセックス動画も撮影しており、これを公開すると言って女性を脅迫し、口止めとさらなる要求をしようとしましたが、結局通報され、プロンポンのエムクオーティエにいるところを警察に見つけられ逮捕されました。
とんでもない男ですが、調べるとさらに余罪がぽろぽろでてきました。
この男は以前も同様の犯行で逮捕歴があったのです。
なんでも、女性医師や女性起業家を集中的に狙い撃ちして言葉巧みにデートに誘いだし、睡眠薬とハメ撮りを使ってお金を奪うという手口の常習犯だったそうです。
家宅捜索された男の家からは、犯行で使われたパソコン、携帯電話、女性用下着、医師用ガウン、各種睡眠作用のある薬物が押収されています。
タイ男が女性の心をつかむ最初の言葉
セックスを餌に近づいて女性をだます、日本の古い言葉でいえば「スケコマシ」みたいな男ですが、タイ人男性は、悪い人でなくても天性の女性扱いがうまい人が多いです。ですのでタイ女性は「可愛い」くらいは下心のあるタイ男性たちに言われ慣れているので、「はいはい」という感じらしいです。
だから、「ナーラック」は当然として、＋アルファの部分もほめていかないと響かないようです。
たとえば「気を遣ってやさしいね」「そんなことを考えるなんて賢いね」などと言ってみるのもよいらしいのですが、あまりその娘のキャラクターからピントがずれていることを言うと「ほめてほしいのはそこじゃない！」と逆効果ですよね。
タイ人男性に、そんなときに使える万人向きの定番フレーズはないか、と聞いてみると、このような言葉がメジャーだそうです。
ผมอยากรู้จักคุณนะ phǒm yàak rúucɑ̀k kʰun
ポム・ヤーク・ルーチャック・クン・ナ
「君のことを良く知りたい」
という言葉です。
ผม(ポム・僕)＋อยาก（ヤーク・～したい）＋รู้จัก（ルーチャック・よく知っている）＋คุณ（クン・君）
という構造のフレーズです。
日本人からすると、ずいぶんキザな言い回しですが、たしかに、相手のことをわからないと、褒めようもないですから、これはこれで合理的な質問です。しかも相手が自分のことに関心を持ってくれている、というのはお姫様気質のタイ人女性からすると悪い気はしません。
まあ、「君のことを良く知りたい」といって近づいて、本当に知りたかったのは銀行口座の暗証番号だった、というのが今回の事件だったわけですが、それはさておき、初心に帰って、気になるタイっ娘とお酒を呑みながら女の子の好きな食べ物や趣味の話をじっくり聞いてあげるという夜も、仲を深める上でよいのかもしれません。
