エカマイにあるホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。暑季の最高潮ということで暑いです。ジムにでも行って運動をしようという方もおられるかもしれません。
年中暑いタイではスポーツに危険があります。かわいいウェアが多いタイのゴルフ美女たちを見ながらタイでのゴルフの危険を防ぐ方法について改めてみてみましょう。ゴルフをやらなくて他のスポーツをされる方も参考になさってください。
怖い話をしますが、タイのゴルフ場では体調不良になる人や、倒れてしまったり亡くなってしまう方が時々でます。年齢や持病は関係ないそうです。「そんなの日本のゴルフ場でもよくあるよ」と思われるかもしれませんが、タイのゴルフ場でプレーする駐在員や観光客の日本人の数から考えると割合が多いかもしれません。これには理由があるのです。
日本のゴルフ場での突然死は7~8月に集中しているそうです。プレー中に汗をかいて血液がドロドロになることで血管が詰まり脳梗塞などを起こしやすくするという理由です。
暑さを避けて早朝プレーが増えることで起床後2,3時間がピークという心筋梗塞の発生にも繋がります。そう考えると、暑さに弱い日本人の熱帯タイでのプレーは、年中が要注意、ということになります。
タイで健康診断の数値が悪くなった、という方は特に要注意です。どうしても居酒屋料理などが多くなる食生活や自動車中心の運動不足になる環境で、タイに滞在する日本人の体は爆弾を抱えているケースが多いです。
日本のゴルフ場のように体調不良や倒れたプレーヤーにすぐ救急隊やドクターヘリが駆けつけるという体制はタイのゴルフ場ではあまりありません。言葉の問題もあります。こうした“処置の遅れ”もタイのゴルフ場の危険度が高い理由です。
医師によるリスク回避策を、タイ事情に合わせてまとめてみました。
1 睡眠不足でのプレーは避ける
バンコク近郊のゴルフ場が遠く、日本と異なる道路事情や“暑くなる前に”と考えることもあるので、とても朝早く出発しないとならず、睡眠不足になりがちです。体への負担は大きくなります。
前日まで仕事が忙しいという方も少なくないので、前日は無理でもプレーの3,4日前から休めるときに早めに寝るようにして睡眠不足の蓄積を可能な限り抑えて下さい。
2 前夜の飲酒は控えめに
駐在員だと、日本から来た重役や取引先のアテンドというなかでゴルフをする場面もあります。前夜は懇親会などで飲みの席があることが多いです。観光客の場合は、タイトなスケジュールなので前夜も友人とタニヤを飲み歩く、というようなケースが多くなります。前日の深酒は脱水状態を招きます。
飲み会自体は避けられないので、お酒が強い人や年齢が若い人でも、プレー前夜は酒量をおさえてください。
3 プレー中は禁煙
これはタイに限りませんが、喫煙者の場合はプレー中に禁煙することで、心筋梗塞などの発生リスクをかなり抑えることができるそうです。
4 水分をしつこくとる
上記の通り、暑いタイでは慢性的に脱水状態になっていて気づきにくいので、喉が渇いたり汗をかいていなくても、意識的に水分補給をしてください。飲みたくなくても定期的に水を飲むような感覚です。また、アルコール分解で水分が失われるので、昼食のビールはプレー後まで我慢できればベストでしょう。
5 気楽にプレー
”にぎったり”などして勝負を意識しすぎると興奮して、心臓への負担が大きくなります。
どうか気楽に楽しんでください。
以上がリスク回避策です。当たり前のことばかりですがタイでは特に意識して頂ければ、体調管理に繋がると思われます。自分の身は自分で守るしかないです。
無事にプレーが終わった後に、カラオケスナックの女の子たちと“19番ホール”を楽しんでください。