アイーンAIIIIIINスナックカラオケ夜の店トンローエカマイ夜遊び

大阪万博2025 タイパビリオンの内容・未来のタイの産業の方向性は

364 views
約4分
大阪万博2025 タイパビリオンの内容・未来のタイの産業の方向性は

日本では、大阪万博、「WORLD EXPO 2025 大阪・関西万博」が4月13日から10月13日までの日程で開始となりました。
「景気対策になる」「跡地をカジノにすれば地域活性化に」「巨額な無駄遣い」「施設に問題がある」などいろいろと賛否両論のイベントですが、始まった以上は、世界中から観光客が来てにぎわってほしいものです。

大阪万博には、タイも参加しています。
どんなパビリオンなのか観察することで、タイが今後どういう方向性で自国のアピールや産業の誘致を考えているのかが占えると思いますので、みてみましょう。

タイパビリオンの内容・マッサージが無料!

大阪万博2025は、「未来社会のデザイン」がテーマとされています。だから、最新のAI技術や火星の石の展示などがあり、最先端の技術にスポットライトを当てています。
こうしたなかタイは、「Medical and Wellness Hub(医療と健康の中心地)」として推進することで、長期的かつ持続可能な経済成長を実現することを目指す、としており、「免疫」をテーマにした展示内容になっているそうです。

タイのパビリオンは3つのゾーンに分かれています。

第一ソーンは、タイの豊かな自然資源と伝統文化、そして食文化、がテーマです。
体内バランスを整えるハーブを使ったタイ料理や農産物の出店、そしてタイ式ヨガである「ルーシーダットン」の体験ができます。
第二ゾーンは、タイの医療と公衆衛生分野のイノベーションの紹介がテーマです。
タイにある医療機関や健康促進、リハビリの施設の紹介をしています。

第三ゾーンは、タイの魅力を感じる文化がテーマです。
タイ料理が味わえる実演キッチンがあり、トムヤムクンやパッタイなどの料理が週替わりで食べられます。
カーテンで仕切られたタイ古式マッサージのコーナーもあり、なんと施術が10分間無料で受けられます。

一見、範囲が広いただの観光紹介のようにもみえますが、これは、タイ料理を薬膳として紹介し、マッサージと合わせて心身の健康を体感するという展示なのです。

タイでもライブ経験がある大食いアイドル・もえのあずき公式インスタより

https://www.instagram.com/p/DILzH4Ihsfh/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading&img_index=1

これら以外にも、タイの衣類、インテリア用品、食品飲料、記念品などの物販もあります。
たとえばタイシルクパンツやタイカレーセットが販売されていたりします。

タイの考える方向性は 自然+健康

万博というと、ロボットや宇宙関連の展示、というイメージがありますが、こうしてみてみると、タイのパビリオンは未来ではなく現在、先端技術というより人間に焦点を当てているということが感じられます。

人件費が上がり消費人口も減少傾向のタイは、各国の工場が規模縮小・撤退という状況であり、もう、発展途上国の特権である安い土地代と労働力で外国企業を誘致し外貨を稼ぐという従来型の“世界の工場”モデルを続けるのは限界です。
アメリカの“トランプ関税”でも中国製品輸出の抜け道になることを警戒されて関税率を高く設定するとされており、中継ぎ貿易という方向も封じられてしまいました。
従来の観光立国政策も、タイバーツと物価の上昇で安さという武器が通じなくなってきており、治安や地震の影響で観光客数も伸び悩んできています。

そうした事情もありタイは、自然+健康という、モノではなく人という方向性で投資や来訪者を呼び込むことに活路を考えているのかもしれません。

タイパビリオン 公式サイト
https://thailandpavilionworldexpo2025.com/

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE
tel:093-135-5050
Verified by MonsterInsights