2021年12月8日、タイで2人目と3人目となる新型コロナウィルスのオミクロン株の感染が確認されたそうですね。2人とも11月24日にナイジェリアからカタール航空803便でタイへ帰国したタイ人だそうです。報道ではこの二人は12月5日に検疫を終えているとのことなのですが、それまでに他へ広めていないか心配なところです。
同じ日、日本ではナイジェリアからの帰国者がオミクロン株に感染していたことが判明しました。日本で発見されたのは4人目ということになります。日本とタイどちらの場合も入国直後の隔離の間に発見されているので、なんとか水際で防いでいるといったところです。
もし日本入国の際にこうした感染者発見があった場合、同じ飛行機に乗っていた人たちには連絡がいき、14日間は宿泊施設での待機が求められるそうです。自分が感染しないように注意していても、同じ飛行機で発見された場合は行動に制限が出てしまうのです。このような状況では、年末年始に日本へ一時帰国をするのはこわいですね。本帰国でない限りはクリスマスや年末年始には下手に動かないでタイ国内で待機している方が安全かもしれません。
ちょっと不安なムードになってしまいましたが、週末金・土・日のナイトカフェ営業をしているエカマイのカラオケスナック「アイーン」に来れば、可愛いアイーン娘たちが、心配事を癒やしてくれるはずです!
タイのクリスマスって何をするの?と、店の定期清掃を手伝いに来ていた「アイーン娘」に聞いてみると…。
「みんなで外で、ビール飲む!」…タイらしいけど季節感が狂うな‥
「恋人いるの人はレストラン(怒)」…なんで怒っているの?
「サイアム行くです。クリスマスツリーきれいです。」
そうですね。タイのクリスマスといえばデパートなどの前にあるクリスマス・イルミネーションの派手さです。便利なスポットご紹介の本日の「次行ってみよう!」コーナーは、バンコクでクリスマス・イルミネーションが見られるおすすめスポットを聞いてみたので、ご紹介しましょう。
2021年バンコクのおすすめクリスマス・イルミネーション
バンコクのクリスマス・イルミネ―ションは、既に始まっているところが多いです。クリスマスに限らず、お出かけしてみてはいかがでしょうか。
サイアム・セントラルワールド
アイーン娘のいう通り、サイアムはデパートが多いのでいろいろな施設が競ってクリスマスツリーやイルミネーションを用意します。なかでも規模が大きいと人気なのがサイアムにあるセントラルワールドです。セントラルワールドの正面広場には、巨大な電飾クリスマスツリーが登場していて、早くもたくさんの人が訪れて記念撮影をしていました。
ここには、ご飯やお菓子の特設出店もできているので、イルミネーションを見るだけではなく夜の散歩を楽しめます。朝の10時から22時までのオープンなので夜でなくても見物はできるそうですが、やはり暗くなってからの夜景はきれいです。
サイアム・サイアムパラゴン
サイアムパラゴンとBTSサイアム駅との間にある広場にも、大きなクリスマスツリーが飾られています。ここには、光のトンネルができていて、地上からの階段を光の輪の中をくぐりながら、上がっていけます。インスタ映えスポットなのか、たくさんの人が写真撮影をしていました。
サイアム・サイアムセンター
サイアムセンターのパトゥムワン交差点側(MBKの方)のエントランス部分には虹のかかったクリスマスツリーがあります。近くによって見てみると、クリスマスツリーを形作っているのは、たくさんの太陽や猫などの顔です。なかなかおもしろいデザインのクリスマスツリーです。
この両サイドの建物はガラス張りになっていてレストランやカフェなどが入っているので、イルミネーションを見下ろしながら食事やお茶ができるというスポットです。
プロンポン・エムクオーティエ
さて、イルミネーションが楽しめるのはサイアムだけではありません。プロンポンエリアでは、エムクオーティエと向かいのエンポリアムの2大デパートの前にある広場がデコレーションされています。エムクオーティエの前には、巨大な電飾のクリスマスツリー。色使いが派手で華やかな装飾ですね。エンポリアムの方は、エントランス部分がきらびやかな飾りつけのトンネルになっています。
ここなら、エカマイの「アイーン」からも遠くないので、気軽に夜の散歩を楽しめそうです。
いかがでしょうか。タイのクリスマスは、日本と違って寒くないので、イルミネーションをはしごして楽しみやすいです。日本へ一時帰国できないご家族のために食事がてら散歩してみたり、気になるあの娘と夜のデートに良いムードを演出してみたり、いろいろな楽しみ方ができそうです。
「コロナのせいで、息苦しい1年間だった!」と光のページェントならぬ“怒りのページェント”に気晴らしに行くというのも、どうでしょうか!?