世界的に異常気象が報じられています。イギリスでは気温が40度を超え、日本でも猛暑と集中豪雨が続いているようです。
暑い中に涼しさを求めて、水辺で釣りなんかしてみたいですね。
タイは川や沼地が多いので、魚釣りをする人が多いです。
タイの伝統的な魚とり
これは、タイの田舎の沼地で、お姉さんが伝統的な罠で魚を獲る様子です。まず、沼地に行って、1.5ℓペットボトルをハサミでカットします。
泥をほって、水の中の泥に、口を上にしたペットボトルを埋め込みます。
放置すると、魚がペットボトルを巣穴にして、中に入り込みます。
しばらくするとペットボトルから魚を引き出すと、手づかみで魚が獲れるのだそうです。ウナギの寝床漁法みたいなものでしょうか。
それにしても、肉付きがよくておいしそうですね。もちろん魚が、です。
本格的な釣りは難易度が高いので、釣り堀に行ってみてはいかがでしょうか?エカマイ周辺のおすすめスポットをご紹介する「次いってみよう!」コーナーです。
バンコクのエビ釣り堀
タイではบ่อตกกุ้ง(ボートッククン)というエビの釣り堀がポピュラーです。
บ่อตก(ボートック)釣り堀 +กุ้ง (クン)えび
という組み合わせの言葉です。
バンコクには10カ所くらいのポートッククンがあります。
今回ご紹介するのは「ラーン・エビ」と日本語でエビとはいっているエビ釣り堀。
場所はラムカムヘンソイ39の近くです。
行き方は、当店「アイーン」のあるソイの隣の、エカマイ駅前のスクビットソイ63通りをひたすら北進します。ペッチャブリ通りと交差しても直進し、エアポートレールリンクの高架、そして高速道路を潜り抜けても直進、SCパークホテルが右側に見えたら左折して入った路地にあります。
不便な場所にありますが、なぜか日本人が多く訪れるようで、メニューは日本語が入っているので安心です。
料金は、入場料などはなく、釣り上げたエビの重さによって値段が変わります。
1kgで1,000バーツです。
もちろん竿はレンタルできます。
餌をつけて竿を垂らします。水はきれいなので上からエビの様子が見てとれます。
釣り方は、最初は竿を上下に揺らして餌をエビに見せて注目を引きつけます。そして、ぴたりと止めてエビが手を出すのを待ちます。エビは警戒心が強いので、餌にハサミで食いついても十秒ほどは動かさないようにします。餌の上に覆いかぶさって本格的に食べ始めたところをゆっくり引き上げると釣り上げることができます。
釣れたエビは料理してもらいその場で食事をすることができます。釣りすぎると、料金が高くなってしまうので気をつけましょう。もし釣りがうまくいかなくてもエビは買い足せます。
料理はエビ入りチャーハン、ヤムウンセンやエビカレーなどのエビ料理がリーズナブルに食べられます。タイの子はエビ釣りは経験がある娘も多いので、一緒に行って教えてもらうというエビ釣りデートというのもよいのではないでしょうか?
釣りはできなくてもエビを食べるのが大好きという娘は多いです。
エビ塩焼きでビールで乾杯というのも暑さが吹き飛びそうでいいですね!
「ラーン・エビ」エビ釣り堀
営業時間10:30-20:30 (年中無休)