バンコクで混んでいない穴場カフェhide away café打ち合わせにも便利

暑季の暑さが日に日に強くなってきているバンコクですが、お疲れではないでしょうか。ナイトカフェ形式で限定日のみ営業しております、エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
外回りの仕事をしている方だと、こう暑いとすぐにタクシーや建物のなかへ入って涼みたいものだと思います。バンコクの喫茶店はコロナ規制のなかで閉店してしまった店が少なくなく、現在オープンしている店でも時間短縮営業をしているところが多いため、どの店へ行ってもお客さんで混んでいる印象があります。また、コロナ対策のソーシャルディスタンスで、座ってはいけない席が設けられていることもあり、席数が少ないです。

仕事のうちあわせをする場合でも大人数の席が空いていなかったり、混んでいる店だと他の人の目が気になったり、うるさかったりすると困ります。そうした時に便利な、穴場的なカフェが意外なところにありますので、今回の「次行ってみよう！」コーナーではそうした店をご紹介してみます。

スクンビット通りから350mの便利な場所！

その店は、その名も「hide away café」（ハイドアウェイカフェ）といいます。ハイドアウェイ、つまり“隠れ家”という店名ですが本当に隠れ家のような穴場なのです。
場所はエカマイのショッピングモール・パークレーンのなかです。BTSエカマイ駅前のスクンビット63から入って350mほど行った左側に入口があります。当店「アイーン」のあるスクンビット61からも行くことができて、「アイーン」からわずか190ｍほど行った右側にあるマックスバリューの方からパークレーンへ入ることができます。

パークレーンの中央に、「OMU」というバンコクによくあるオムレツ屋レストランがあるのですが、この２Fが「hide away café」になっています。入口から入るとすぐにレジカウンターがあるので、そこで「２FのカフェでOKですか？」と聞きます。OKならその場でメニューで飲み物を注文して上へあがります。

広々としたおしゃれな店内

階段で２Fへ上がると、階段の後ろ側にこのような8卓ある窓側テラス席フロアがあります。開放的で、なかなかおしゃれなムードです。
階段の正面へ進むと、シャンデリアがぶら下がるホテルみたいな雰囲気のフロアがあって、壁際と窓側に小さなテーブル席があります。

そして、奥のフロアはガラス壁で仕切られていて、左側の奥には巨大なソファがある4人くらいで打ち合わせができるスペースが、そして、右側の窓側には、8人で使用できる大きなテーブル席があります。半個室のようになっているので４～８人くらいの人数での打ち合わせや会議に使えそうです。

飲み物や食事は本格的なのに客が少ない理由

飲み物は、アイスコーヒーやカプチーノ、コーヒーフロートなど９０～１２０バーツ前後です。サンドイッチなどの軽食もあります。OMUのメニューも注文できるので、オムレツやパスタなど本格的な食事もできます。
アイスカフェラテを頼みましたがこのような見た目で、砂糖は、よくあるガムシロップではなく、メープルシロップがついてくるなど、なかなかちゃんとしたものでした。

このカフェは「穴場」です。これだけメニューがしっかりしていて、お洒落で広いのに、カフェを利用するお客がとても少ないのです。この日は、階段裏の広いスペースに一人、そして、奥のスペースで打ち合わせをする３人組が１卓にいるだけでした。２，３回行きましたが、いつも空いています。
なぜかというと、訪れる人は「OMU」を利用する人がほとんどで、１Fでみんな食事をするからです。外見から見ても、「OMU」の店舗にしか見えず、まさか上がカフェになっているとはわかりにくいからです。
会計は一緒なので、「OMU」エカマイ店が、もとからあったカフェを吸収合併したのか、共同運営しているのかもしれません。
コロナ規制もあるので、客足が落ち込んでいる飲食店は多いです。ここまでガラガラの穴場的なカフェだと普通はつぶれてしまうものですが、「OMU」と一体化しているので、客が少ないのにつぶれない、という奇跡的なバランスなのです。
そもそもこの「エカマイパークレーン」自体が、コンドミニアムなど住宅街の地元民を相手にしているせいか、エカマイ駅やスクンビット通りからとても近い割に、全然混んでいません。

ここなら、突然行っても大人数の席を確保しやすく、他の人の目を気にしないで打ち合わせができます。もちろん、フリーWIFIがあるので、一人でノートパソコンを持ちこんで作業をすることもできます。コロナの感染がこわいので外出を控えている人も、ここは人が少ないので比較的安心できます。パークレーン内にあるので駐車場があるというのも使い勝手が良いのではないでしょうか。