タイ政府は景気対策のために、12月15日から一部エリアでのナイト娯楽施設の営業時間を延長することを許可しました。
タイでは2014年の軍事クーデター以降、夜の繁華街の娯楽施設でのアルコールの販売を原則午前0時までとして、一部の例外を除き営業時間が定められてきました。
今回、営業時間の延長が解禁されるのはバンコク、チョンブリ、チェンマイ、プーケットの4都県のなかの限定エリアです。
バンコクでは3カ所が認められています。それぞれのエリアをみてみましょう。
解禁場所:シーロムエリア
パッポン通りのあるシーロムが対象になっています。
パッポン通りといえばベトナム戦争の米兵の慰安所以来の歴史を誇る、タイのゴーゴーバーの発祥の地です。パッポンはゴーゴーバーだけでなく、路上にテントが並んで様々なタイのお土産物や雑貨を売るパッポンナイトマーケットも有名です。そうした観光客の誘致もできるということでパッポン通りが選ばれたのでしょう。深夜レストランやビリヤードバー、気取らないディスコもあるのでコンパクトに色々遊べます。シーロムエリアといえば、もうひとつ、「日本人街」として名高いカラオケのならぶタニヤ通りもあります。今回の深夜4時までの営業延長がタニヤのカラオケも含むのかどうかは今のところ詳しい報道がないので不明ですが、女の子を連れ出してパッポンのナイトマーケットや深夜レストラン巡りデートというのも楽しそうです。
解禁場所:ニューペッブリー
続いて、ニューペッブリーエリアです。スクンビットエリアというのは、南側にスクンビット通りが東西に走っていますが、その北側を東西にのびるのがニューペッブリー通りです。ニューペッチャブリー通りともいいます。なぜこのエリアを解禁にするのかというと、ここには、マッサージパーラーというタイのソープランドが多く点在しているのです。また、RCAという通りともつながっていて、ここはバンコク一のナイトクラブ街です。「ルート66」や「オニキス」といった有名なディスコがあります。ダンス好きのイケイケタイプの若い娘ならここへ遊びに行こうというと喜ばれます。
解禁場所:ラチャダー
バンコクさいごの解禁場所はラチャダーエリアです。
ここはタイローカルの飲み屋街です。一般のタイ人はこのエリアにたくさんあるビアガーデンスタイルのバーやタイ式のキャバクラに行きます。外国人を相手にするパッポンやタニヤ、あるいは高級なスクンビットエリアが、銀座、六本木、北新地だとすると、ラチャダーエリアは、新宿、上野、もしくはミナミといったところでしょうか。
有名なのはラチャダー鉄道市場と呼ばれるナイトマーケットが付近にあります。店もタイキャバクラやバービアだけでなく、ムーガタ(タイ式ホルモン焼き肉)やチュムチュム(鍋)などのB級グルメの店が多数あります。家賃が安いのでこのあたりに住んでいる若い女性も多いので、タイっ娘と仲良くなってその娘の地元で遊ぼうとか「アパートに来ていいよ」みたいな時は、このエリアに呼ばれるかもしれません。
当店「アイーン」はスクンビットエリアなので営業は0時までですが、女の子を連れ出して「シーロムに飲みに行こう」「RCAのクラブで遊ぼう」などとお誘いしてみてはいかがでしょうか。