バンコクは日に日に暑くなってきています。蒸し暑さで寝苦しくてエアコンを「強」でつけっぱなしにして、翌朝のどをやられている・・・ということにならないように、皆さま体調にお気をつけ下さい。
歳を取ると不思議なもので、体はなんともないのに額や首筋にやたら汗をかくようになりました。京都の舞妓さんの裏技で、顔の化粧が崩れないように帯をきつく締めて汗を止めるという方法がある、という話を聞いたことがあります。体の一部を圧迫するとそちらの部分は汗がとまるという体の原理によるものだそうです。これを参考に、額を手で押しながら歩いたりしております。
エカマイ・カラオケスナック「アイーン」は、本格営業再開から最初の週末を迎えます。
準備などを頑張っている女の子たちに「暑い時は、どうしているの?」と聞いてみました。
タイの暑さ対策の裏技はあるのでしょうか? それぞれ答えてくれましたが・・・・
「セブンイレブンへ行く~」 ・・・なるほど(笑)
「アイスクリーム!」 ・・・ うーん、それは裏技じゃない気が・・・
「ソムタム食べるですよ。」 ・・・タイ名物の激辛料理ですね。唐辛子で余計汗だくになりそう。
こんな感じです。
さて、エカマイ周辺エリアの便利なスポットや女の子おすすめの店をご紹介する「次行ってみよう!」コーナー。本日は、暑くて食欲がない時に、さっぱりしたものを食べたい!ということで、手打ちそばの名店「そば切り 五の字」をご紹介します。
バンコクにはそばの店が数多くありますが、とても手のかかったおいしい手打ちそばを出すと評判なのが、「そば切り 五の字」です。
場所は、BTSトンロー駅から伸びるスクンビット55通りを奥まで進み、トンロー警察を過ぎてすぐのところにあるセブンイレブンの角から路地に入り150mのところにあります。
この路地はThara Rom 2という名の通りです。
このように、隠れ家のような雰囲気の入り口から中へ入ると、スタッフに「予約ですか?」と聞かれます。人気のある店なので、満席になることもしばしばのようです。
1Fはテーブル席が4つほどと2人でいっぱいになるカウンター席、そして2Fには貸し切り個室がある、こじんまりとした店です。
スタッフは常にフロアをチェックしていて、気配りが行き届いています。
店内カウンターには、焼酎や日本酒、泡盛などと一緒にそばの実や挽いたそば粉のサンプルが並んでいて、期待できそうです。
揚げたそばスナックが出てくるのでそれをつまみながら、待ちます。カウンターの奥で職人さんが天ぷらを揚げたりそばを茹でている様子が見えます。
平日の開店すぐの夕方でしたが、待っている間にすぐに店内は、1Fも2Fも日本人客で埋まりました。
皆さんお酒を飲みながらリラックスして仕事の話や、タイ生活の話などをしているようでした。
かき揚げせいろ(350バーツ)です。
麺つゆの風味が濃厚です。ほどよい塩気の刺激とともに口のなかで甘い香りがふわっと浮き上がるような味です。最初はつゆを味わうために、わさびもネギも入れないで、つゆだけでそばを食べることをお勧めします。
そばは、角がはっきりしている細めで、コシがしっかりした二八そばです。
個人的には、田舎臭くてソバの香りがプンプンするような作り方をしている十割ソバも好みですが、このお蕎麦のほのかな香りとつるつるとした口当たりの清涼感も、絶品だと思います。
粋なお酒好きはソバ屋で酒を呑む、といいますが、この「そば切り 五の字」も、置いてある焼酎や日本酒を見ると、バンコクにある居酒屋ではあまりみないような、通の人が満足しそうな品揃えです。店の雰囲気もほどよくカジュアルさと和風が合わさっていて、高品質のお蕎麦を出す店ですが、入りやすく落ち着いた雰囲気で、ゆったり飲むにはお勧めです。
もちろんお酒のつまみも揃っているので、今度はじっくり飲みに行きたいと思います。
そば切り 五の字
営業時間:火曜~金曜 17:30~21:00
土日はランチありで 11:00~21:30
810/2 Soi Tararom Khongtan nur, 10110
予約 02-130-6212