バンコク・トンローエカマイエリアのスナックバー「アイーン」です。
タイには「禁酒日」といわれる日があります。主に仏教関係の祝祭日に、酒の販売・提供や、公の場所での飲酒が禁止される日のことです。
これらの日は、タイにあるすべてのカラオケやバーは休業となります。当店「アイーン」も休業です。スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも酒の販売が禁止されます。
西暦2025年(タイ仏歴2568年)のタイの禁酒日のスケジュールについてまとめます。
2025年(タイの仏歴2568年)タイの禁酒日の一覧
2月12日(水) マカプチャー(万仏節)
5月11日(日) ウィサカブーチャ(仏誕節)
7月10日(木) アサラハプーチャ(三宝節)
7月11日(金) カオパンサー(入安居)
10月7日(火) オークパンサー(出安居)
現時点で確定している禁酒日は以上の通りです。
これらはタイの仏教の祭日です。ただし必ずしも休日とは限りません。
この日は酒を提供する店は営業はできないため、カラオケクラブやスナック、ゴーゴーバーなどは休業し、一般のレストランでも酒を提供することができません。スーパーマーケットやセブンイレブンなどでも酒の販売が停止されます。
外国人が自分の家やホテルで静かに飲むのは大丈夫ですが、禁酒は宗教上の理由なので、公衆の面前などでおおっぴらにお酒を飲んだり大声で騒ぐのはやめた方がよいでしょう。
タイ語で「お酒を飲んでもいいですか?」は
ดื่มเหล้าได้ไหม【dʉʉm lâw dâay mái】
ドゥーム・ラオ・ダアアイ・マイ
といいます。
ดื่ม ⤵ドゥーム・飲む+เหล้าラオ・酒+ได้ダアアイ・可能+ไหมマイ・疑問形
という構造です。
禁酒日がうろ覚えでカラオケやスナックに行くとき、「ドゥーム・ラオ・ダアアイ・マイ?」 今夜は酒飲んでいい日だっけ?と確認するときに言う表現です。深夜にカラオケやバーなど飲み屋にいても翌日が禁酒日の場合は、0時になって日が変わった時点で「もうお酒は出せないですー」と言われてしまうこともあります。
「どうして?」と聞くと「警察に見られたらやばいです」などと言うのです。
宗教上の理由なのに警察が出てくるというのは変な話で、ちょっと理解しにくいです。でもそういうこともあるので、禁酒日前日は早い時間から飲むことをお勧めします。
以上が、2025年の禁酒日のスケジュール予定です。当店カラオケスナック「アイーン」の営業日もこれに合わせて営業します。
バンコクの夜に飲みに行くときの参考にしてください。