2023年はタイ仏歴2566年です。
今年のタイの禁酒日のスケジュールはこのような日程です。
2023年タイの禁酒日カレンダー
3月6日(月) マカプチャー(万仏節)仏教祭日
5月6日(土) タイ下院選挙の前日(暫定)
5月7日(日) タイ下院選挙投票日(暫定)
6月3日(土) ウィサカブーチャ(仏誕節)仏教祭日
8月1日(火) アサラハプーチャ(三宝節)
8月2日(水) カオパンサー(入安居)※官公庁のみ休み
10月29日(日) オークパンサー(休日ではない)
これらの日は、禁酒日ということで、お酒の販売・提供・公の場での飲酒などが禁止されます。夜の繁華街のカラオケやスナック、バー、居酒屋なども休業日となります。
5月の選挙に注意!
カレンダーをみていてわかるように、基本的には仏教の祭日が禁酒日ということです。
要注意なのが、5月6日~7日です。
今年はタイの下院が任期を迎えるため選挙が必ずあります。タイの法律では選挙の投票日とその前日は禁酒日となります。
プラユット首相が下院を解散しなければ、3月23日に下院議員の任期が満了となるので選挙が行われます。その場合であれば投票日は5月7日となります。しかし、首相がそれ以前に下院を解散した場合は、投票日が前倒しになる可能性はあります。これについては最新ニュースをみていかないといけません。
もし何もなければこのまま5月7日が選挙投票日となる予定です。「暫定」と書いているのはそういう意味です。
タイ語で禁酒とはなんという?
タイ語で禁酒するとは
อดเหล้า(òt lâo) オットラオ
といいます。
อด (òt)控える・断つ +เหล้า(lâw)酒
という構造の言葉です。
このอด (控える・断つ)という単語は色々なことに使えて、
อดสูบบุหรี่(オット・スーブリ)で、タバコを控える
อดทน(オットン)で、我慢する
という言葉があります。
昔からの格言で男は、酒、たばこ、ギャンブル、女、の全部もしくはどれかの呪縛から逃れられないと言われています。
皆さまは、この中でひとつしか許されないと言われたら、どれを選びますか?
そんなの選べないよ!という人は、好きなものがたくさんあるということで幸せなのかもしれません。
でも、禁酒日があっても、ギャンブルする小遣いがなくても、禁煙ゾーンが増えても耐えられるけど、お姉ちゃん遊びが禁止される「女人禁制」があったら、人生に張り合いがないなあ、と思うのが個人的感想ですが、いかがでしょうか。