タイ気象局は10月29日、雨季が明けて乾季に入ったと発表しました。
これからのタイはやっと、うっとおしい雨が終わり、ほぼ毎日が晴天でしかも涼しくなるという、過ごしやすい季節がやってきました。雨が少なくなるので、ビジネスで遠出をしたり、プロジェクトが始まったり、ゴルフの約束が増えたり、あるいは夜の繁華街での飲みがしやすくなる時期にもなります。
そんなビジネスや夜の飲みの席では日本人ならよく使う“日本的”なフレーズが飛び交っていますが、タイ語では何と言うのでしょうか?今日は挨拶・声かけ系での日本的な表現を、タイ語にしたものをみていきましょう。
タイ語で”いつもお世話になっております”
日本的な挨拶の代表選手といえば「お世話になっております」でしょう。取引先と会ったり電話するときの第一声は、たいていこれだと思います。
典型的な日本語特有の謙譲語フレーズなのですが、タイ語でもほとんどニュアンスが同じ言い方があります。
ขอบคุณที่คอยช่วยเหลือเสมอ【Khob khun thîi khɔɔy chûai lʉ̌a samə̌ə】
コップン・テ⤴ィー・コーイ・チュアイ・ルア・サマウウ⤴
です。ขอบคุณ(コップン・ありがとう)+ที่(ティー・感情に対する理由)+คอย(クオオイ・~し続ける)+ช่วย เหลือ(チュアイルゥ⤵ア⤴・助ける)+เสมอ(サムウウ⤴・いつも)
という構造のフレーズで、直訳すると「いつも助け続けてくれることに、ありがとう」という意味です。つまり「お世話になっております。」ということです。
タイ語で「まいど!」とは
もうすこし簡単に言うときは、
ขอบคุณเสมอมานะ【Khob khun samə̌ə maa ná】
ขอบคุณ(コップン・ありがとう)+เสมอ(サムウウ⤴・いつも)+ มา(マー・来る)+นะ(ナー・語尾をやわらかくする表現)
とシンプルにしてもよいです。この場合は、「いつもどうもね」というニュアンスになります。日本の小さな商店のおじさんや、元気な居酒屋のスタッフが言う「毎度どうも!」みたいな感じでしょうか。カラオケやスナックなどでも使えて、いつも特別な対応をしてもらっているとき、例えばママがいつもちょっとしたウェルカムドリンクやおつまみなどをサービスしてくれていたり、「今日も疲れたなー」と言うと、いつもなじみのタイっ娘が肩をもんでくれることが二人の“恒例のやりとり”になっている、というようなときに「コップン・サムウウ・マー・ナー」と言うと「いやーいつも悪いねー」という意味になるので、とてもコミュニケーションとしてよい感じになります。
タイ語で「やあ」とは
くだけた挨拶というのも、その国独特の言い回しがあります。
タイ語の「こんにちは」は、สวัสดี ครับ【sa wàt dii kʰráp】サワーディカップ(男性の場合)ですが、「サワディー」の冒頭の「サ」を略して、
วัสดี【wàt dii】ワッディ、と言うと、砕けたあいさつになります。
日本語で言うと「よっ」とか「おつかれー」「やあ」みたいなニュアンスです。もちろんこれは仲が良い友人に対してしか使わず、普通の同僚や知り合いには言うことではないので注意してください。
何回か通ったスナックなどの店に入ったとき、何度も一緒に飲んで仲良くなっている女の子がいたら、「ワッディー」(よっ!)と声をかけたら、日本人が砕けたタイ語を知っているというインパクトもあって、一気に距離が縮まるのではないでしょうか。気に入った娘がいて、店に行って会ったら二人でハイタッチしながら「ワッディー」なんてやりとりができたら、今夜の飲みは絶対、楽しくなりそうです。
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