サッカー・ワールドカップが盛り上がっていますね。
田舎でも都心でも、外を歩くとあちこちでサッカー中継のテレビ観戦をしている歓声が聞こえてきます。ギャンブル好きなタイ人はあちこちで賭けているようで、すでに600人以上が逮捕されているそうです。
賭け事のトラブルで銃を撃つなどという事件もあるのがタイです。繁華街などでテレビ観戦に盛り上がっている人々の近くを通る際に、ケンカの声が聞こえてきたら流れ弾が飛んで来るかもしれないのでお気をつけ下さい。
タイの年末に向けて、思わぬトラブルに巻き込まれないよう、気になるニュースをみてみましょう。
浮気夫が逆切れで銃を撃つ
今週の日曜日、東北部のナコンシータマラート県では、夫(30歳)が妻(27歳)を銃で殺害するという事件が起きました。
夫が若い女性3人とホテルにいるという情報を聞きつけた妻が、乗り込んでいったところから始まります。タイでは浮気に怒った配偶者や恋人が現場に突入してくるというのはよくある話です。
ところがこの妻は状況をライブ配信していました。夫の不貞行為を記録しようとしたのでしょうか。
現場に踏み込まれた夫は、逆切れをして、妻を銃で撃ちます。
夫は妻を殺害後、クラビ県のリゾートホテルへ逃亡しました。警察が探し当ててホテルに踏み込んだところ17歳の女性が一緒にいて半裸でテレビを観ていたそうです。報道では、この夫婦は普段から喧嘩が絶えなかったそうです。夫の浮気が多かったのでしょうか。夫婦には11歳と2歳の子供がいるそうなので、最初の子を授かったときに夫は19歳、妻は16歳だったわけです。若いころから遊びまわっていた癖が今も抜けなかったということなのでしょうか。それともこの夫は昔から十代の若い娘好きということなのでしょうか。
我々には関係なさそうな話にもみえますが、たとえば口説いた女の子には実は夫(恋人)がいて、その人物が踏み込んできたというケースや、トラブルの際に動画撮影したら逆に相手を刺激してしまったというケースなども考えられるので教訓にしたいです。
パタヤでレディボーイ立ちんぼ連行
パタヤでは11月22日夜、パタヤ観光警察がレディボーイ売春婦の取り締まりを開始しました。
ビーチで立っていた36人のレディボーイを警察署に連行し事情聴取を行いました。
パタヤではレディボーイ売春婦と思われる人物による窃盗事件も起きているため、観光シーズンを目前に控え、警察による取り締まりが強化されていて、その一環としてレディボーイ立ちんぼの連行となったそうです。薬物やお客に盛る睡眠薬、盗品などを所持していないかの確認や、プレッシャーをかけておくという狙いなのでしょうか。
いずれにせよ、場所・女性やレディボーイ問わず、立ちんぼには特に要注意です。
もうすぐ12月、タイは年末年始の観光ハイシーズンに入る季節でもありますが、人々の気持ちが浮わついていてトラブルや事故も起きやすい時期です。皆様も気をつけて頂きたいです。「アイーン」の女の子たちは安全ですよ!