エカマイのホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。
第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
飲んでタクシーで帰る時は注意です。
6月8日夜、バンコクでタイ旅行中の日本人乗客が、タクシー乗車中に腕時計やクレジットカードなどを盗まれるという事件がありました。
報道によると、日本人男性(40歳)は、8日の深夜2時30分にアソークの娯楽施設を出て、スクンビット通りにある部屋に戻るためにピンク色のタクシーに乗車しました。
日本人乗客は車内で寝てしまいましたが、運転手(45歳)はその間に、日本人が持っていた荷物の中から、100万バーツ相当のロレックスの腕時計、4万バーツ相当のiPhone 14 Pro Max、6万バーツ相当のMacBook、クレジットカードを奪いました。その後、運転手は目的地に着いていないにもかかわらず、他のタクシーに乗り換えるよう勧めるなど不審な行動をします。
日本人は目的地につき、タクシーを下車して自分の部屋へ戻り就寝。目覚めた後に持ち物が消えていることに気が付き、警察へ通報し事件が発覚しました。
その後45歳のタクシー運転手は盗んだクレジットカードを2回使用するなどして足がつき逮捕され、盗んだものが返還されました。
ゴーゴー街の前の客待ちタクシー
ついタクシーの中で寝てしまい、部屋に帰ってもしばらく盗まれたことに気づかなかったということはかなり飲んでいて酔っていたのでしょうか。
もちろん、海外の深夜のタクシーで寝るというのは危ないということは言うまでもないで、気をつけていただきたいです。
深夜2時30分のアソークの娯楽施設とは、ソイカウボーイのゴーゴーバー街あたりの飲み屋でしょうか。
たしかに深夜のソイカウボーイやタニヤの近くには多くのタクシーが客待ちをしています。
少し歩いて、繁華街から離れるとメーターを使わないなどのボッタクリ率が落ちるので試してみるとよいでしょう。
タクシーのカラフルな色の意味は?
タイのタクシーといえば、カラフルな車体が思い浮かびますが、あれには意味があります。
車体の上半分が黄色で下が緑、という色の車が個人タクシーです。
その他の、全体がピンクや青など単色のタクシーは基本的にはタクシー会社のタクシーだそうです。
こう聞くと、タクシー会社の方が少し安全かなと思うかもしれませんが、あまり関係ありません。今回の事件もピンクの車の運転手が犯人でした。
真夜中は別の顔
タイのタクシーも、許可制で、前の座席の上に運転手の顔写真と名前、登録番号入りの登録証が掲げられています。登録番号は後部座席の扉にも書いてあります。
一応、タクシー会社の問い合わせに使えるものなので、運転手の様子が怪しいときや、トラブルがあったときや忘れ物が心配なときは、この後部座席のドアノブの上にある番号をカメラで映しておくとよいです。
しかし、夜中にタクシーに乗ると気づくことがありますが、この登録証の顔とドライバーが別人ということも少なくないです。
タクシードライバーが夜になると自分の車を他人に貸してレンタル料をとるという小遣い稼ぎをしているのです。こういう車に乗ると当然、運転手はタクシー会社とは何も関係のない人物ですし、だからメーターを使わないことも多いのです。
そうはいっても、これはあまりにもポピュラーなことなので、これで何かトラブルが起こることはほぼありません。検問で捕まったらドライバーは面倒なことになるのかもしれませんが、特に気にしている様子もないです。この辺がタイらしいところです。
夜遊びで飲み歩くときはタクシーが便利です。タイのタクシーは安いので手軽ですが、女の子の連れ出しなどをしなくて、一人で乗るときは少し注意して使うとより快適になるかと思います。