エカマイのホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
カラオケやスナックで飲み歩くのは楽しいものですが、この9月をふりかえって最近のタイの男と女をとりまく事件をとりあげ、そこから考えられる男女トラブルを防ぐ方法についてみてみましょう。
時間外営業のローカルカラオケバーオーナーが少女売春もあっせん
9月16日の深夜、北部にあるパヤオ県でカラオケバーに強制捜査がありました。そこでは営業許可時間を過ぎた時間にもかかわらず営業が続いており、しかも未成年者など140名もの若者がいました。また、このカラオケバーのオーナーが別で裏のサービスをしている情報もあったので、市内のモーテルを捜索したところ、このオーナーから売春を強要されていた14歳の少女らを発見し保護しました。
未成年者への酒類の販売、カラオケの時間外営業、売春強要など、複数の罪に問われることとなりました。
元アイドルの女性が着替えの盗撮被害
報道によると「日本式アイドルグループ」の元メンバーの女性(26歳)が撮影スタジオで着替えている際に盗撮されたとして被害届を出し、盗撮したカメラマンが謝罪するという事件がありました。
元アイドルの女性は、以前所属していたグループで撮影担当だったフリーカメラマンの男に、スタジオでの撮影を依頼しました。
撮影日、貸しスタジオで女性が着替えていると、部屋の片隅にデジタル時計が不自然に置かれているのに気づき、カメラマンに相談しました。カメラマンはそんなことはあるはずがない、と否定したため女性は着替えを続け、撮影もこなしました。しかし撮影終了の直後、気になっていた女性がSNSで調べたところ、そのカメラマンがデジタル時計型の隠しカメラで盗撮をしているという噂を発見したため、貸しスタジオ側に頼んで監視カメラを見せてもらったところ、カメラマンがそのデジタル時計を持ち込んだ様子が映っていたので発覚となりました。
カメラマンの男は、盗撮したことを認め、謝罪をしてカメラマンの仕事を辞めることを約束しました。また、写真が流出した場合は厳しい措置を受けることに同意しました。
元彼に銃撃された女性、助かったわけは
東北地方、コンケーンの西隣にあるチャイヤプーム県の村で9月13日、タイ人女性(24歳)が元恋人の29歳の男に銃撃される事件が発生しました。幸運なことに、銃弾はタイ人女性が腰部分に下げていたスマホに当たり、腰に軽傷を負っただけで済んだそうです。
この女性は、4か月前にこの男と交際を始めましたが、この彼氏がDVを行う男だったため、別れることにしました。
これを逆恨みした男は、女性の家の近くで待ち伏せ。女性が仕事を終えてバイクで帰宅してくるところを銃撃しました。2発発砲し、一発は外れ、もう一発が腰に下げていたスマホに命中しました。
タイ人女性はすぐにバイクで逃げ、村人に助けを求めて警察に被害届を出しました。現在、警察が男の行方を捜索中です。
タイの夜遊びで男女トラブルを防ぐ教訓とは
以上、タイのローカルな事件ですが、我々外国人である日本人としては…
・営業時間を守っていないカラオケやバーは要注意。
→ 法律では午前0時まで。適当な店は上記事件のように遵法意識が欠けているので裏で何をしているかわからない。また、店内に残っていると不意打ちの捜査に遭遇する可能性もあるので、店が開いていても0時前に帰る。
・ローカルな飲み屋やエッチな店では、撮影されているかもしれないことに留意
→ タイでも巧妙な盗撮機器が増えているので、女性を目的とした盗撮の巻き添えで映り込む可能性はある。逆に、タイ女性も撮った撮られたのトラブルに敏感なので、撮影する時は注意する。
・嫉妬に狂ったタイ人男性は危険
→ 女の子を口説く場合、「最近束縛が強い彼氏と別れた」というような情報は聞き出しておいたほうがよい。現在相手のいる女の子と三角関係になるのはもってのほか。(風俗やペイバーなど仕事としての場合は大丈夫。)
といったところがバンコク暮らしでのリスクを避けるための教訓になるのでしょうか。