エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。いよいよ来週6月1日よりバンコクなどですべてのカラオケクラブやゴーゴーバー、マッサージパーラーなどの夜の娯楽店が営業再開を正式に許可されます。これまで、あくまでも飲食店ですという建前で営業するために、無理やり食べ物を出したり女の子をおおっぴらに並ばせたり踊るのを避けてきたカラオケやゴーゴーバーも、堂々営業再開となります。
久しぶりに夜の繁華街を飲み歩こう、という人もいるのではないでしょうか。
タイ人は酒に強いのか?
飲み屋に行くと女の子にドリンクを飲ませて盛り上がりますが、タイ人はどのくらい酒に強いのでしょうか?
酒の強さは、アルコール由来の有害物質であるアセトアルデヒドを分解する「ALDH2(アルデヒド脱水素酵素)」で決まります。日本人は40%強の人が、「ALDH2」が弱いか欠けているという遺伝子で、酒が全く飲めないか強くない体質です。
ところが、タイ人の場合は、「ALDH2」が弱いか欠けている人は、全体の10%しかいません。タイ人は、酒で酔わないというわけではありませんが、日本人より酒に強い人の比率は多いのです。
「ALDH2」が欠けているというのは日本人や中国南部などモンゴロイド特有の遺伝で、ヨーロッパ系やアフリカ系などの人々での欠けは0%です。だから欧米人は瓶ビールを水がわりに飲み干したり、ウィスキーをロックでガブ飲みしても大丈夫なのですが、タイ人は、そのタイプに近い人が多いのです。
だから、タイ人と酒の飲み比べをやらない方がいいです。タイの酒の味が苦手とか、女性で習慣がないから飲まないという人もいますが、体質的には飲める人が多いのです。
酒に弱い日本人が手に入れた特殊能力は?
お酒の弱い人は「日本人は損だな」と感じますが、こういう研究もあります。
分解能力が弱いせいでアセトアルデヒドの血中濃度が高い状態は体に害ですが、血液に感染する生物にとっても毒です。
水田のある稲作地帯で多いマラリア原虫や赤痢アメーバは、そうした血液中では増殖できません。つまり、酒でのダメージと引き換えに、日本人の祖先は稲作に最適化した体に“進化”したのでは、という説です。(北里大学・太田博樹准教授の話を抜粋。)
肉を切らせて骨を断つ、みたいな話で、ちょっと、わくわくしますね。
夜遊び・飲み歩きにはタイのウコン!
接待や打ち合わせなどで、「体がダメージを受けても飲まないといけない!」というジャパニーズ・ビジネスマンの方や、「このタイ娘を酔わせて落とすぞ!」というプレイボーイの方は、ウコン・サプリメントで体をいたわりましょう。
タイ語でウコンはขมิ้นชัน (kʰa mîn cʰan カミンチャン)といいます。
タイでもウコンは、いろいろなメーカーのものが売られていますが、タイでは、タイ人が酒に強いからか飲み会の時に飲むというより、毒素を排出する効能から、整腸とか美容目的で買う人が多いです。
こちらは、カプセル入りのウコン粉末です。
コンビニや薬局などで売っているウコン粉末の銘柄の一つです。このようにパッケージにアルファベットでKAMIN-CHANと書いてあるのでタイ語が読めなくてもわかりやすいです。コンビニでは小さいパックで10カプセル入りのものがあります。
写真のプラ容器に入った100カプセル入りのものでも、通販で100バーツという激安なので、気軽に買って常備しておくとよいかもしれません。
もっと気軽に飲みたい時には、このようなものはどうでしょう。
ウコンエキス飲料の「Q-Min-C」です。
ウコン成分のクルクミンやビタミンB6やB12、ビタミンCなどが含まれていて、免疫力をアップさせるドリンクだという、ふれこみです。
ポップな感じのCMがあって、健康で肌もきれいになる、と謳っています。
どのくらいウコンが入っているのかはよくわかりませんが、セブンイレブンで売っているので体質に合うか、一度試してみるのもよいかもしれません。
これで夜遊びも安心ですね。繁華街を飲み歩いて、帰宅前の最後の締めは「アイーン」までお越し下さい。「アイーン娘」の可愛さとお色気は、下手なウコンより効きますよ!