エカマイのホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
ホルモン焼きはタイ人も大好きです。
「ムーガタ」と呼ばれていますが、店だけではなく各家庭でも頻繁に行われるものです。本日はタイの人々の家庭料理としての肉料理について人気の料理などを見てみましょう。
ムーガタパーティーが阿鼻叫喚に
こちらは最近話題になった、タイのある田舎の家での夜の食事の様子を撮影した動画の一コマです。
昔の日本の家でいうと、土間でしょうか。家の軒先のスペースのような、一応屋根の下ですが半分外みたいなところにムーガタ鍋を置いて、その家のきょうだいや近所の子で集まって小学生くらいの子供たちだけで焼肉パーティーといったところです。
動画は、楽しそうに子供たちが鉄板を突っつく様子が映っていますが、そんな食事中に、すぐ横で飼われている犬同士がけんかをはじめました。
子どもたちは肉をほおばりながら「うるさいなー」と見ていたのですが、犬同士はお互いを噛みあって激しい争いになります。ヒートアップした二頭はお互いに噛みつき暴れながらムーガタ鍋の方へ転がってきます。
片方の犬がもう片方の犬を噛みながら投げ飛ばし、その体が鍋にぶつかり野菜が飛びます。やられた犬も反撃したため、箸や皿の肉が吹き飛び、子供たちはあわててその場を離れます。犬たちは暴れ続け、メインのムーガタの鉄板もひっくりかえって肉がぶちまけられ、子どもたちの叫び声と犬の雄たけびが響き渡り、どさくさに紛れて肉を食う犬も現れるという大混乱となりました。
楽しい肉パーティーがバカ犬にぶち壊された子どもたちはかわいそうですが、ドリフのコントみたいなドタバタぶりでびっくりです。この動画はタイで話題になりましたが、このくらいムーガタ料理はタイの生活に密着したものなのです。
タイっ娘が大好き♥豚肉料理ベストスリー
ムーガタのほかにもタイ人が好きな豚肉料理はあります。タイっ娘にきく、おすすめはどのようなものでしょうか?これはหมูพะโล้【mǔu phálóo】ムー・パローです。
豚の角煮です。噛みごたえのある厚みで、タイ料理の食堂のメニューにあります。
辛いタイ料理が多いなか、まったく辛くないやさしい味付けなので、食べやすいです。
หมูกรอบ【mǔu krɔ̀ɔp】ムーグローブ
このような特徴的な肉をみたことがないでしょうか?豚肉カリカリ揚げです。
バンコクの街かどの食堂のガラスケースにこのような大きな塊が置いてあって、ご飯や麺類にオーダーが入ると、塊をスライスして料理に入れてくれます。
表面がものすごく硬い竜田揚げみたいなカリカリとした歯ごたえです。
คอหมูย่าง【khɔɔ mǔu yâaŋ】コームヤン
これはブタの喉肉の部分を丹念に炙ったものです。つまり日本風にいうと“豚トロ炙り焼”ということです。ローカル飲み屋や屋台の一品料理で出てくる定番おつまみです。
噛むと出てくる肉汁のコクがたまりません。辛いタレにつけて食べますが、日本人で辛いのが苦手な人はタレ無しでそのまま食べてもおいしいです。
イサーン(東北地方)出身の女の子に特に人気でした。ビールに合うおつまみとしておすすめです。
以上が、タイっ娘がおすすめの豚肉おつまみです。今晩は、「アイーン」のホルモン焼きでタイっ娘と乾杯し、たくさん食べて精力をつけた後は、いっしょにホテルへ行って肉布団♥という展開もありかもしれません。