週末など曜日限定でナイトカフェ形式で営業をしているエカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
タイではオミクロン株でのコロナ感染患者が増えていて、新規感染者数が1万人を超えてしまいました。皆様は、体調は大丈夫でしょうか?
日本とタイでエロがらみの騒動が起きています。
タイ人女性も働いていたエロ「のびた」
まず日本では、東京・新宿区で違法風俗店が摘発されました。この店は個室マッサージ店を偽装していて、中では売春行為が行われていたという、これ自体は中国エステなどの手口でよくあるパターンなのですが、今回目を引いたのはその個室に名付けられた名前です。
この店は、4店舗のマッサージ店を運営していたのですが、それぞれの店舗の名前が「のびた」「しずか」「スネ夫」「のびすけ」などといった漫画「ドラえもん」の登場人物の名前だったのです。逮捕されたオーナーは「グループ店だとわかりやすいから」と理由を述べていました。
この事件は実はタイとも関係がありました。
働いていた女性のなかにはタイ人女性もいたようで、短期滞在で日本を訪れたタイ人女性らがこの店でサービスをしていたようです。
「のびた」という名前の店をやるとタイ人も集めやすいようです。日本の古典的名作マンガなので、タイに人もなじみがある登場人物の名前だからです。アイーン娘と話していても、例えば「ガキ大将みたいな性格で‥」とこちらが言うと「ガキ大将ってなにですか?」といわれます。そういう時に「えーと、ドラえもんのジャイアンみたいな人」というと、「あーわかりましたー」と理解してくれたりします。
もっと難しい言葉を説明するときも便利で、日本語を勉強している娘が辞書をひきながら「過保護ってどういう意味ですか?」と聞いてきたときに、「ドラえもんとのび太みたいな関係のやつ。」というと、「なるほどです!」と納得してくれるのです。
会社のタイ人スタッフに難しい日本語がうまく通じない時は、このようにドラえもんで例えると伝わりやすいので、ぜひ、お試しください。
エロ坊さんブラジャーが見つかり御用
タイで起きたエロ事件は、もっと大騒ぎになってしまいました。
2月9日夜、バンコクの南東にあるサムットプラカーンの寺で、65歳の修道院長が女性を宿舎に連れ込んでいるという疑いが生じて、人々が宿舎に押しかけました。押し問答の末群衆が宿舎の中へなだれ込むと、この修道院長の部屋に、女性もののヘアバンドが落ちていたのが発見されました。
人々が問い詰めたところ、修道院長は頭につけて見せて「これは自分のもので、頭痛を押さえるために使っているのじゃ。」と苦しい言い訳。怪しいのでさらに部屋の中を捜索したところ、棚の近くにブラジャーが落ちているのが発見されます。その棚の奥を見てみると半裸の女性が隠れていたのがみつかりました。そのほか、酒の瓶もみつかりました。
警察が来る騒ぎになり、結局、修道院長は連行され、僧の身分をはく奪されました。
この坊さんは、ヘアバンドが見つかった時、自分の頭にわざわざつけて見せて「頭痛用だ」と言い張ったそうですが、ブラジャーが出てきたときは何と言い訳するつもりだったのでしょうか。自分で胸につけて「大胸筋矯正サポーターだ。」とでも言い張ったらおもしろかったのですが、その場しのぎの適当なウソが、タイらしい事件でした。ドリフのお寺コントみたいなドタバタぶりがおもしろいです。
もちろんどちらの事件もよくないことでありますが、コロナがらみではなくエロ事件の話題が目立つくらいの方が平和でよい気がします。