連日の雨です。タイの雨季は5月から10月末までですが、例年さいごの10月は雨量が増える傾向があります。
タイでは雨季の湿った街の空気が日中の暑い日光で蒸発し、巨大な雨雲が蓄積していき、夕方以降に降り出すのです。だからタイでは雨季の夕方から夜にかけて土砂降りになるのだそうです。10月の場合は台風の影響もあるのでひどくなるのです。
タイ娘のパンティが大洪水?
大雨だと洪水にもなります。
これは数年前にバンコクの南東にあるラヨーンで起きた大洪水のひとこまです。タイ語で「これがラヨーンの大洪水」「ぬれないか心配ですね(にやにや)」
とコメントされています。
こう毎晩雨になると、帰宅後に飲みに行くのもおっくうになります。
トンローエリアで風雨のせいで電線が切れて地面にぶら下がり、通行人が感電する事故もありましたので、早く雨季が終わるのが待ち遠しいです。
タイの「雨の後にはいいことがある」格言
そんな雨ですが、雨が降った後はよいことがあるというタイの表現があるのでご紹介しましょう。
ฟ้าหลังฝน 【fáa lǎŋ fǒn】
ฟ้า (ファー)空+หลัง(ラン)後ろ+ฝน (フォン)雨
という構造の言葉で、直訳すると「雨の後の空」ということです。
雨が降った後には青空が来るよということで、悪いことや大変なことの後にはよいこともある、という意味のタイのことわざです。日本でいうと“苦あれば楽あり”とか“雨降って地固まる”、というニュアンスになります。
もし、タイっ娘を夜にデートに連れ出そうとしても、「雨だからやだよー」と言われたら、「ファー・ラン・フォン!」と言って、いいことあるよ、と説得してみてはどうでしょうか。
好きなあの娘と相合い傘
心温まるタイの雨の話題をみてましょう。最近タイの動画サイトで人気になったものです。
ある雨の日の下校時間、高校生の男子が友達と一緒に建物の軒先で雨宿りをしていました。傘は持っていますが、友達同士でダベっていたのですね。
すると、道の反対側の建物の軒先に、クラスの女の子が一人で雨宿りしているのに気づきました。この男子は、彼女のことが好きなようで、周りの友達が「おい、チャンスだぞ!」「あの娘を迎えに行って相合い傘にいれてやれよ!」とあおります。
男子は、照れ屋のようで少し迷っていましたが、みんなの声援のなか、女の子の方へ向かっていきます。
そして「一緒に帰ろう」と誘い、女の子もOKしてくれたようです。
一緒に走り出し、さりげなく手をつなぐこともできて、大成功!と思いきや・・・
うれしさのあまり、雨が降っているのに女の子を傘に入れるのを忘れてしまっています。
女の子も「いやいや、違うでしょ!」と苦笑いです。
この様子を友人が撮影して動画サイトへ投稿すると、「帰りがおかしいだろう!」と突っ込みの嵐になりましたが純情男子高校生のほほえましさが話題になったそうです。
青春時代のドキドキさ、という感じでいいですね。
今晩は可愛いタイっ娘と雨宿りがてら一緒に飲んで、青春時代を思い出すちょっとドキドキするお誘いをしてみるというのはどうでしょうか。