忘年会シーズンです。皆様は会社や友人との飲み会にもう参加されましたか?
プライベートで飲みたいときはぜひ当店「アイーン」で忘年会をお楽しみください。
忘年会の飲み会といえば「乾杯」です。
タイ語で乾杯とはชนแก้ว【chon kɛ̂ɛw】チョンゲーオといいます。
ชนチョン(打つ・衝突・叩く)+แก้วゲーオ(コップ)という構造の言葉です。
カラオケやバーなどで女の子と乾杯するときは「チョンゲーオ」とよく言いますね。タイ語で乾杯にはもうひとつポピュラーな言い方があります。
「チャイヨー」です。
ไชโย 【cʰai yoo】 万歳
こちらはチョンゲーオとは違い、会社のパーティとか結婚式などオフィシャルな場面で使われることが多いです。乾杯のときに「チャイヨー」といってグラスを軽く当て合ってもよいのですが、正式には、グラスを皆で持ちながら、乾杯の音頭をとる人が「チャイ」と言ったら、皆で「ヨー」と言い、これを3回繰り返す、というやり方です。
飲みまくる女の子に言う言葉は
何回も「チョンゲーオ」しても顔色が変わらず平気な人もタイには少なくないです。
酒に強いということを、
คอแข็ง 【khɔɔ khɛ̌ŋ】コー・ケーン↗
といいます。
คอ コー(喉) + แข็ง ケーン(強い・硬い)
という構造です。直訳すると「喉が強い」ですが、お酒に強いという意味になります。
ケーン(硬い)は以前もお伝えしたように、
ナム(水)+ケーン(硬い)で「硬い水」つまり氷、という意味になり、飲み屋でホステスの娘が「ナムケーン入れますか?」と言うので、覚えやすいと思います。
カラオケで女の子が何杯もドリンクをおかわりしたら、「またかよ」と内心思ってしまうかもしれませんが、ぐっとこらえて「コー・ケーン・マー!」(お酒、とても強いね!)とおだててあげると喜ぶかもしれません。
タイ男に「酒に弱いね」は禁句?!
逆にお酒に弱いときは、
คออ่อน【khɔɔ ɔɔ̀n】コー・オーン↘
といいます。
คอ コー(喉) + อ่อนオーン(弱い・薄い・苦手)
という構造です。
ただし、タイの男性はプライドが高く酒に弱い場合でも認めたくないという文化があるので、酔ったり、つぶれている男性に「コー・オーン」と言うと怒り出す場合があるので言わないでください。女性に言うときや、自分自身のことを「僕はコー・オーンだからもうお酒はいらないよ」と言う分には大丈夫です。この「オーン」は「弱い」だけでなく、たとえばデザインなどの色が「薄い」とか、材質が「やわらかい」とか、円安など通貨が「安い」、新人スタッフがまだ未熟で「若い」というようなときに使える表現です。様々なビジネスの現場で使いそうな言葉なので職場のタイ人スタッフになにかを伝えるときに知っていると便利です。
“薄着の若いオーンな(女)に弱い”という語呂合わせで覚えやすいです。
会社や取引先との忘年会は気を遣って純粋に楽しめない場合もあるかと思います。
そんな自分に今年一年のがんばりのご褒美として、今晩はタイっ娘との楽しい個人的な忘年会を楽しんでみてはいかがでしょうか。