新人ちゃんと学ぶタイ語の便利なフレーズですが、申し訳ありません、昼の仕事をしている娘や親が厳しい娘などがいるので、写真NGという娘が続出してしまいました・・・。
そんな素人の娘たちには、ぜひAIIIIINのなかでご対面してみてください。
ということで、今回は、すでに前からいる娘のなかから、この娘をご紹介します。
ピンちゃん・ヴィジュアル系好きのゴスロリ美少女
日本語 ★★★★ ・ 個性派 ・ じっくり会話タイプ
新人というわけではないのですが、おなじみ「ピンちゃん」です。基本的に毎日来ています。20時21時台などはやい時間なら話がしやすいです。ゴスロリ衣装が目を引く、コスプレ美少女です。
といっても、コスプレ系の娘によくいるような“不思議ちゃん”で会話が意味不明というような娘ではありません。こちらが日本語でいろいろ質問すると、根がしっかりした娘なのでノリで適当なことは言わず一生懸命直球で返してきてくれます。
ゲームと音楽が趣味で、店が開店前にみんなで清掃などをしているときに、日本のヴィジュアル系バンドのMALICE MIZER(マリスミゼル)の曲をかけていたりします。ゴスロリというのは、言葉では聞いたことがありましたが、フリフリの黒い服装の娘のこと?という程度のイメージしかなく、メイド服とごっちゃになっていました…。でもピンちゃんに話を聞いたり調べてみると、エレガントで可愛いを前面に出したロリータファッションとは違い、甘いムードすぎず神秘的な世界観があって、服だけでなく本人もそういう価値観になるものだそうです。
ピンちゃんも、自宅の部屋も徹底的にゴスロリの世界観で統一して自分で装飾しているそうです。写真を見せてもらったら驚きますよ。
衣装やグッズはサイアムやプロンポンの衣装屋さんでこつこつ買いためていっているのだそうです。ゴスロリはもちろん、90年代~2000年代の日本発祥の文化なのですが、タイの女の子がそこまで身も心も染まるというのは興味深いです。
それどこで買ったの?タイ語表現
そんな「ピンちゃん」に教わるタイ語フレーズは、
เสื้อตัวนี้ซื้อที่ไหนหรอ 【sʉ̂atuaníisʉ́ʉthîi nǎyrɔ̌ɔ】
スア・トゥア・ニー・スウー・ティーナイ・ロウオー
です。「その服、どこで買ったの?」という意味です。
เสื้อ(sʉ̂aスア・服)+ตัว(tuaトゥア・体)+นี้(níiニー・この)+ซื้อ(sʉ́ʉ.スウー・買う)+ที่ไหน(thîi nǎyティーナイ・どこ)+หรอ(rɔ̌ɔロウオー・なの?)
という構造です。
スア(服)のあとにトゥア(体)という単語が入るのが少し謎ですが、“体の部分の服”、要するに、スボンなどではなくトップスというニュアンスです。スウー(買う)はタイ語の頻出単語ですね。「スウーコン」で「買い物」という意味になるというのもご存じかと思います。
もちろん、これを言ったあとにはเหมาะกับคุณ(モ・ガップ・クン)「似合ってるよ!」を付ければ必勝パターンです!
もし服ではなく、相手のタイ人が持っている物などを指して「それ、どこで買ったの?」と聞く場合は、
ซื้อนั่นได้ที่ไหน 【sʉ́ʉnândâaythîi nǎy】スウー・ナン・ダアアイ・ティーナイ
と言います。ซื้อ(sʉ́ʉ.スウー・買う)+นั่น(nânナン・それ)+ได้(dâay・ダアアイ・~出来る) +ที่ไหน(thîi nǎyティーナイ・どこ)という構造です。
直訳すると「それはどこで買うことができますか?」ということになります。
だから、相手が変わったものを持っていた時に、「スウー・ナン・ダアアイ・ティーナイ!?」「んなの、どこで買ったんだよ!?」という突っ込みとしても使えると思います。
また、会社の倉庫などで「それってどこから仕入れたんだっけ?」などととっさにスタッフにタイ語で尋ねる場合にも、厳密には言い方は違いますが、これを言えばニュアンスとしては伝わるはずです。
以上の二つはちょっと長いので覚えるのは大変ですが、基本形はซื้อที่ไหน(スウー・ティーナイ)「どこで買う?」です。これだけでも大体意味は通じます。
さあ、ピンちゃんのおもしろさを引き出せるのはどなたでしょうか?カラオケでマリスミゼルなどを歌える方は、かっこいい夜の貴公子のようなイメージで彼女の心をぐっとひきつけてみてください。