日本はゴールデンウィーク突入です。もしかするとタイを訪れている日本人観光客もいるかもしれません。観光客にちなんだ最近のタイの夜遊びニュースです。
全裸カップルを逮捕
4月28日の16時ころ、タイ南部のパンガン島で全裸の男女が抱き合っていると住民からの通報がありました。警察が駆けつけて二人の身柄を拘束しました。
二人はポーランドからの観光客の男（２７歳）と女（２４歳）で、「愛情表現だった」と供述しています。公然わいせつ罪にあたり、5000バーツの罰金が科せられました。
男は興奮状態だったとのことで病院へ送られ、入国管理局は二人の入国ビザの取り消しに動いているとのことです。
現地警察が公開した写真がこちらです。ビーチの影かと思いきや、道路の真ん中であり、これはどうみてもアウトですね。
この事件を受けて調査が行われたところ、パンガン島のビーチにおいても複数の外国人観光客が全裸で日光浴や海水浴を行っていたということが判明しました。
地元の行政当局はおもなビーチ周辺で、「全裸行為禁止」の警告看板を出すなど警戒を強めています。
一部の欧米系観光客は、水着を外してトップレス姿になって観光地のビーチで寝転がっていることがありますが、タイではヌーディストビーチはないので捕まってしまいます。
タイ当局、外国人の売春取り締まり強化
24日、プーケット島でロシア人の女（28歳）が売春防止法違反容疑で逮捕されました。
この女は売春をするため路上などで通行人に声をかけるなどしていることが警察の情報網で判明し、監視カメラ映像などで行方を追われていました。
宿泊しているホテルで売春行為をしているところに警察が踏み込み現行犯逮捕となりました。
別の情報では、現在タイ警察当局は外国人による夜の街での不法就労の摘発を強化しており、観光客が増える5月上旬に大規模な捜査があるのではという話もあります。
夜遊び繁華街で、外国人がいるような店やエリアはこの時期は特に近づかないようにご注意ください。
ロマンス詐欺に日本外務省が声明
4月末、日本外務省が、海外でロマンス詐欺が横行しているとして、注意喚起の声明を出しました。
内容は以下の通りです。
「恋愛感情や親近感を抱かせた上で金銭等をだまし取る詐欺（ロマンス詐欺）が多発し、その手口が多様化しているので十分注意してください。
●これまでの典型的な手口は、イエメン等の紛争地で軍医や国連関連の仕事をしている等の嘘をつき、今後の二人での生活費や日本までの航空賃として金銭をだまし取るものです。
●最近では、タイ・ミャンマー国境付近の特殊詐欺拠点から抜け出すための費用が必要であるという手口が出てきています。」
（以上、日本外務省・海外安全ホームページより）
タイ・ミャンマーの詐欺拠点のニュースは最近話題になっているので、さっそく便乗犯が出てきているようです。
たとえば「私は日本の女子大生で、だまされてミャンマーに連れていかれて監禁されていました。タイまでなんとか逃げてきたんですけど移動費用がもうないので貸してください」といった感じでしょうか。
”タイでは日本人が日本人をだます”というのはよく聞く話です。どうぞお気を付けください。
