エカマイにあるホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
5月上旬はタイでの連休の他、日本はゴールデンウィーク、中国も大型連休があったため、観光客も多かった時期ですが、夜の世界でも事件がいくつか起きていますので、みてみましょう。
未成年デリヘルなんと800バーツ
4日、バンコクの西にあるナコンパトム県で、未成年者を使っていたとして派遣型の売春店が摘発されました。情報を得て警察が利用客のふりをして連絡したところ17歳の少女が派遣されてきたため、未成年者売春の容疑で運営者の29歳の店長と19歳のスタッフが逮捕されました。在籍嬢は6人の未成年者たちで、事務所にしていた借家で共同生活し、インターネットのサイトで集客をしていました。
在籍していた17歳の女の子が取り調べで語ったところによると、サービス料はなんと1回800バーツで、そこから店長が500バーツ、スタッフは100バーツをとり、残りの200バーツが少女たちの取り分だったそうです。
地方とはいえ、いまどき3000円ちょっとで売春とは、信じられない話です。
少女の取り分に至っては1000円をきるわけで、タイの地方の景気はとても厳しいのでしょうか。
わいせつ動画の公開女を特定し罰金刑
バンコクの南東方向にあるチョンブリ県のバンセーンビーチなどで猥褻動画を撮影したとして、タイ人の女(26歳)に対して、4日、罰金2000バーツが課されました。
報道によると、このタイ人女は、昨年11月から12月にかけてバンセーンビーチにて、スカートをめくって局部を露出させる様子を撮影、その動画をSNSサイトOnlyFans(オンリーファンズ)にて公開しました。OnlyFans(オンリーファンズ)とはイギリス発のSNSで、アダルトコンテンツを公開・販売することが可能であり、1億3000万人が利用しているそうです。
このタイ女の局部まるだし動画がこのサイトで人気となり再生回数は200万回となりました。このため動画がバンセーンビーチに悪いイメージを与えるとして議論が起こり、警察当局は捜査を開始、動画に映っていた女を特定して呼び出し、公然わいせつ罪として罰金2000バーツを課しました。
この動画で女が得た販売収益がいくらだったのかは不明ですが、2000バーツをはるかに超えていたのなら、罰金として意味がない気もしますが、どうなのでしょうか。
カラオケで夏休み少女の売春
5月8日、プラチュワップキリーカン県プランブリーにあるカラオケクラブが摘発されオーナーが逮捕されました。プラチュワップキリーカン県とはバンコクの南西、地図でいうと細い半島部分です。
このカラオケでは、15歳の少女が売春を強要させられていました。
この店ではペイバー代は16歳以上の少女が2,000バーツで、さらに若いと2,500バーツでオーナーの取り分は500バーツだったそうです。取り調べによると、オーナーは少女らに「学校が休みの間にお金を稼ごう」と声をかけ、断れない状況にしてから性的サービスをさせるようになったとのことです。
「学校が休み」というのは、タイの学校は3月から5月中旬までが長期休みなのです。暑季の休みなので日本でいうと夏休み期間、ということになります。若者には誘惑の多い季節でもあるということです。
以上、最近のタイの夜の事件簿でした。