エカマイにあるホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
8月はタイでは雨季なので日本より涼しい季節です。
先日、久しぶりにお店に顔を出し、スタッフの娘と話していたのですが、今の時期は涼しいけどビールがおいしい、と言っていました。聞いてみるとタイ人はこの時期、雨季でむしむしするのでビアホールに行きたくなるようです。
そんなじっとりしたバンコクのどろどろした夜の事件をみてみましょう。
日本人男がホテルへ連れ込み未遂で逮捕
バンコクのRCAで酔った女性を無理やりタクシーに乗せて、ホテルに連れて行こうとした27歳の日本人男が逮捕される事件がありました。
7月28日(日)の未明4時過ぎ頃、RCAで酒に酔ってベンチに座っていたタイ人女性がいました。RCAとはバンコクの北側にあるディスコ街です。
そこへ日本人男が話しかけてホテルへ誘います。女性は拒否しました。
すると日本人男は酔って動きが鈍い女性を抱きかかえて無理矢理タクシーに乗せ、車を出発させました。日本人男はタクシーの中で女性が電話で彼氏と話をし始めたのに気づいたので、あわててRCAへ戻るよう指示、女性を抱きかかえてタクシーから降り、立ち去りました。
その後、女性が警察に通報し、監視カメラの映像により男がスクンビット地区に居住していることが判明、男は7月31日夜に警察に出頭し、酔っていて犯行に及んだと供述しました。
5万バーツの保釈金で保釈されていますが、これから裁判にかけられるのでパスポートを取り上げられ出国できないようにされています。
RCAに出入りしているということはタイ滞在が長くて慣れていた人なのでしょうか。バンコクでは若くてタイ語が少しできれば日本にいるときと比べると驚くほど女性とうまくいくので、つい感覚が麻痺しておかしなことをしてしまう若者もいます。
デリバリーキャバクラ16歳未成年を使い逮捕
8月1日、バンコクのチャランサニットウォン通り沿いエリアで、16歳の未成年女性をホテルへ派遣していた女業者が摘発されました。
チャランサニットウォン通りとはチャオプラヤ川の西側に南北に走る大きな通りです。
情報を得ていた警察は潜入捜査官を送り込み、客としてこの店に連絡させました。
この店はフェイスブックメッセンジャーを用いて、お酒の席を盛り上げる“デリバリーキャバクラ“として宣伝しており、この潜入捜査官がホテルから連絡をしました。
すると、業者の女が16歳の女性二人を連れてホテルへ到着。3人で接客を始めました。
サービス内容は、業者の女自ら乾杯の音頭をとって4人で酒を飲み、16歳の女の子二人とお客が抱き合ったりキスしたり、体をさわりあうというものでした。頃合いを見てホテルの部屋に警察が突入、女業者と女の子らは逮捕されました。これが写真ですが、たしかに若そうな女の子たちです。
料金は4500バーツで、うち500バーツがデリバリー料、1000バーツが女業者の取り分でした。
コロナ後の影響か、キャバクラまでデリバリー化しているのですね。
日本人専門で詐欺をする有名オカマまた逮捕
8月3日、日本人相手に詐欺を行ったトランスジェンダーのウタイ・ナンタカン(อุทัย นันทะขันธ์)容疑者が逮捕されました。ウタイ容疑者は、香港から来たと偽り36歳の日本人男性に接触。投資話があるとだましてクレジットカードで金を購入させるなどの詐欺を行いました。日本人男性はトンロー警察署に通報し、指名手配されていましたが、数日後、逮捕となりました。
このウタイ容疑者はこれまで何度も逮捕されている常習犯として有名です。
2011年から2024年まで、ウタイ容疑者により合計73人の日本人が騙され、被害額は約2,600 万バーツに上るそうです。
昔、つきあっていた日本人男に騙されたことがきっかけで、日本人男に恨みを持っており、何度も詐欺と逮捕を繰り返してきたのだそうです。おそらく今回出獄後もまた同じことをやり続けそうです。今後被害に遭わないようにするため、古いものですが姿を撮影した写真を貼っておきましょう。
交際していた日本人男に騙されたのがきっかけ・・・もしそれが本当だとしたらその最初の日本人男は罪なことをしてくれたものです。