エカマイにあるホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
本日は、最近のタイの闇が感じられるエロ事件の話題です。
マッサージパーラーを中国資本が不法経営
1月25日午後10時30分頃、バンコク都ホワイクワン区バンカピにあるソープランド(マッサージパーラー)「The Office」に強制捜査が入り、警察は女性と運営スタッフら43人を逮捕しました。
この「The Office」では、37人の女性が売春を行っていたのですが、そのうち16人は中国人、12人はベトナム人だったとのことです。
今回の捜査は、「The Office」が違法な中国資本により運営されているという情報が流れたため、実施されました。タイでは売春自体は合法ではありません。ただし、マッサージパーラーについては公式に許認可がされており、性行為自体はマッサージ嬢とお客の間の自由恋愛によって行われるという形になっています。要するに日本のソープランドの理屈と同じです。嬢本人とお客個人には罰則はないという点も日本と同じです。
ところが、嬢やスタッフがタイ人ではない外国人だと別の話になってきます。
タイで働く外国人への労働許可は夜の業界の仕事にはおりないからです。当然、違法店ということになります。
調べてみると、この店は以前は「ソウルメイト」という店でしたがコロナ期間に潰れて中国人に買収されたようです。「The Office」になってからのfacebook(現在は閉鎖)のマッサージ嬢の写真がありました。断言できませんが、たしかにタイ人にはあまりみえないです。
こうした違法風俗店の捜索は管轄警察ではなく中央の警察が行うことが多いです。管轄の警察はその店と癒着している場合が多いからです。
この店の場合、無許可営業、不法就労、売春、そしておそらく運営者は無届の商行為や脱税にも該当すると思われるので、管轄の警察の“お目こぼし”は、かなり度が過ぎています。
警察官が交通違反の女子高生をレイプ
東北部ヤソートーン県で交通違反をした女子高生が警官に襲われる事件がありました。
高校2年生の女生徒Aさんは、バイクで通学中にノーヘル・無免許運転の容疑で警察官に捕まりました。警官は罰金2000バーツを払うよう指示、Aさんが持ち合わせがないというと、性行為を強制されました。保護者がこのことを公表、警察当局がこの警官を停職として取り調べを開始しました。
「罰金は体で払え」とはまるでAVかエロ漫画みたいな出来事で、現実にあるとはひどい話です。
ところで、無免許バイク運転というと、暴走族のレディースみたいに感じるかもしれませんが、タイでは学校の制服を着ている場合、無免許でもバイク運転をすることが黙認されていてごく普通のことです。これは特に地方で多いことだそうです。
交通費や車のない家庭の子が学校に通えるように、というのが理由なので、難しい話です。1月のワンデック(こどもの日)には、イベントから帰宅するバイクを運転する12歳の小学生が同乗の妹らと一緒に死傷する事故がありました。生徒の事故はよく起きるので、やはりよいことではないのです。
バイクに乗るタイの女子高生は制服のスカートから太ももを丸出しにして可愛いのですが、近づいてきたら、教習所に行っていなくて運転が不慣れな子も多いことを踏まえて特に注意すべきです。
今週は、タイ社会の闇も感じる二つのエロ事件でした。