いよいよ今年もあと半月ほどです。年の瀬のタイの夜のニュースをみてみましょう。
ローカルカラオケで14歳未成年者と薬物使用者みつかる
12日、チョンブリー県パタヤのソイゴーパイソーンにある複数のカラオケ店に密告情報をもとに、強制捜査が入りました。
4軒の店に対して捜査が入りましたが、そのうち1軒は観光客などの客がいて法定営業時間を超えて営業していました。
店内のホステスを調べたところ、ラオスやミャンマーからの不法労働者が9名、そして店内には18歳未満の未成年者が4名おりそのうち一人は14歳だったそうです。さらに、ホステス・お客の全員の薬物検査をしたところ、8名から禁止薬物の陽性反応がでました。
店の関係者のなかに別件で捜査中の詐欺事件の容疑者もいたため、これらの人物や店の責任者が逮捕されました。
駅エリアに使用済みコンドームが散乱して問題に
パタヤ駅近くにある保線エリアにある枕木の保管場所に、使用済みコンドームが多数散乱しているとの住民の苦情があり、地元メディアが取材する騒ぎがありました。取材記者が現場へ行ったところ、コンクリート製の枕木が積まれているエリアに、使用済みコンドームやパッケージなどが散乱しているのを確認しました。
そこは人目につきにくい場所だそうです。
ティッシュペーパーも落ちていたということなので、単なる不法投棄ではなく、まさにこの現場で“アオカン”をしていたということなのでしょう。住民は、観光への悪影響を心配していて問題視しています。
そういえば、小中学生のころ、学校帰りの近所によくエロ本が落ちている“エロ本基地”があったものですが、タイではそもそもエロ本を見ません。こういう“実物”の方が多いのでしょうか。
バンコクからスイス行き機内で性行為、その動画が流出
先月末、バンコクからスイス・チューリッヒ行きのスイス航空LX181の機内で、ファーストクラス用キッチンスペースのなかで乗客カップルが性的行為を行っていたそうです。この様子は機内の監視カメラで記録されていましたが、パイロットがその録画動画を持ち出し、SNS上で不適切なコメントをつけて拡散する、ということを行ったため大炎上騒ぎとなる出来事がありました。
スイス航空では拡散したパイロットを特定し、「無断で撮影された画像や、それに伴う不適切なコメントは、乗客への「敬意を欠いた行為」」として、今後解雇の可能性も含めたなんらかの処分を下す予定だと発表しています。
バンコク発のフライトではありますが、この機内性行為のカップルがタイ人なのかスイス人なのかは不明です。拡散はいけませんが、そもそも機内で性行為というのもけしからん話です。
古い例えで恐縮ですがエマニエル夫人かよ、といったところです。
（1970年のフランスの古典的な官能映画。性に奔放なエマニエル夫人がフランスからタイへ向かう機内で性的行為をするシーンがある。ロケ地はタイです。）
以上、師走のタイの夜の事件でした。羽目を外しすぎ、というような事件ですが、やはり年末なので浮かれてきているのでしょうか。
