エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
タイの東北地方の病院で、職員や看護師に対して身だしなみを改めて患者の信頼を得られるようにすべきだという指示が出されました。そのなかで、看護婦は、明るすぎる髪染めや、アイペイント、ラメ、マツエクなどが派手ではないようにすべきだとしています。そしてスカートは、ひざ上 1 インチを超えるミニにしたり、深いスリットを入れたりしてはならないと指示しました。
たしかにタイの看護婦さんは、スカートが短い人も多いと思います。
タイ女性のミニスカについて考えてみましょう。
タイではミニスカや短パン姿が多い
タイ語でミニスカというのは、
กระโปรงสั้นมาก
(kra prooŋ sân mâak)グラプローン・サアン・マーク
といいます。
กระโปรง(グラプローン)スカート+สั้น(サアン)短い+มาก(マーク)とても
という構造の単語です。
日本では生足でミニスカートをはいているのは女子高生かせいぜい20代前半くらいまでのギャル風の娘くらいですが、タイではホットパンツやスカート風短パンほどではないにしろ、大人の女性でも丈の短いスカートをはく人が結構います。
暑い国なので生足の露出が多いという、男性にとってはうれしい光景がよくみられます。
タイ人が驚く日本の女子高生のミニスカ
ミニスカに抵抗が薄いタイ人女性ですが、タイの学校は校則が厳しくて高校生まではミニスカートにすることができません。タイの十代は性に関しては自由な若者が多いためか、校則ではガチガチに縛っています。女子高生は暑いのに長めで重たそうな素材のスカートで歩いています。日本の女子高生のスカート丈は、90年代のコギャルブームの時以来、基本的には、膝より上という長さの着こなしがスタンダードになっていますね。
タイ人からみると、これはまるでAV女優のコスプレみたいな格好で驚きなのだそうです。タイのパンティップというインターネット掲示板などで、日本の女子高生のミニスカについて話題になったことがあります。
そこでは「日本の女子高校生は、ひざ上のミニスカートをはくが、なかに短パンをはいたりしない。」「だから風がふいたり、座る時には丸見えになるのだ。」と驚かれています。
その理由として「ミニスカにすると太い足でも長く見えるから、だから若い女性はミニスカをはくのだろう」と手厳しい指摘をしています。
すけべ心からの深い洞察?
また、「日本は進学率が高いので十代の若者のなかには、勉強をしたくなくてもなんとなく高校へ入る人も多い。そんな女生徒は、自分の目的がよくわからないから、女子高生としての制服着こなしをするのだろう」とも言っています。
要するにファッションではなく、自分はJKなのだという存在アピールのためにミニスカにしているのだということですね。
エロ目線から始まった割には、なかなか鋭い分析です。
書き込み記事の最後はこのようなコメントでしめられていました。
「(女子高生がミニスカなのは)日本は安全性が高い国だからだ。もしタイでこんな格好をしたら…」
ちょっと怖い話ですね。でもたしかにそれは言えているのかもしれません。