バンコクの南東部の繁華街パタヤで先日8月2日未明、レディボーイ20名が外国人3人を襲うという事件がありました。被害に遭ったのは、サウジアラビア人男性2名とパレスチナ人男性1名です。
事件の経緯はこのような流れです。
パタヤには多くの立ちんぼがいます。男性3名が歩いていたところ、一人のレディボーイから「今晩どう?」と話しかけられました。
男性らは、レディボーイを女性だと思い話し続けましたが、1人の男性と値段交渉もまとまり、夜を一緒に過ごすことで合意しました。ところが近くのホテルに向かう途中に男性のうちの1人が気になり、「もしかしてあんた、男か?」と聞いてしまいました。
レディボーイは侮辱されたと感じ、激しく男性らに食って掛かります。そして“彼女”は、仲間に助けを求めました。たちまち周囲から20名ほどのレディボーイの仲間が登場し、男性3人らに殴る蹴るなどの攻撃を加えました。逃げようとした3人は執拗に襲われ続けたそうです。写真は事件後に警察前に集合したレディーボーイ軍団です。手前の男性警察官より大きいです。
男性らがレディボーイにどのような発言をしたのかはわからないので、レディボーイが怒るのに無理もないことだったのかそれとも逆ギレだったのかは不明ですが、報道によると、このニューハーフの集団は、地元民によれば過去にも暴力行為に関与していたことがあるという情報もあり、めんどうな集団だったようです。
ニューハーフが怒る理由
ご存知の通りタイではニューハーフが多く、夜の商売に関わっていることも多いです。
ニューハーフであると気づいた場合で、プライドを傷つけないように断るのは難しいです。
一つおさえておきたいのは、人によりますが基本的には彼女らは“心は女性”なので、騙しているという感覚は薄いのです。これを踏まえておくとニューハーフだと気づいたときに「(女だと)だましたなこの野郎!」などというアプローチをしたら相手が激怒するので絶対やってはいけないということがわかります。
バンコクでも、例えばスクビット通りのナナ付近の路上(テーメーカフェの前)は有名ですが、ナナプラザのゴーゴーバーのように女性のゴーゴー嬢とわざと混在させている店もあるので、酔っていても見極めは重要です。この人は元男性の女優でポーイさんという人です。ミスインターナショナルにも輝いた人なので、このクラスになるときれいすぎてまったくわかりません。
今の女性ホルモンや手術では、のど仏でさえ小さくすることもできるそうなので、自分の選球眼を過信しない方が良いです。
ニューハーフ流・痴漢防止グッズ!?
危険なタイのニューハーフですが、逆に防犯に利用したケースがあります。
昔の話ですが、このような防犯グッズが売られたことがあります。
このような器具があってこれを女性が股間に取り付けます。
女性が街を歩いていてしつこいナンパをされたときや、電車で痴漢されたときに、リモコン式になっているボタンを押します。
するとむくむくと股間の器具が膨らみはじめて、このようなシルエットになります。これをみた相手の男は、「あ…そういう人なのか」と思い、戦意をなくすという狙いなのだとか。
バカバカしいですが結構大真面目に開発して売られていたそうなので、アメージングな話です。それだけタイではニューハーフの存在感が大きいということです。
たしかにごついのばかりでなく、可愛い見た目の男の娘もいるので、なかなか難しいです。
“タイでは女性より美しい女性に注意!”などともいわれています。
当店「アイーン」のホステスは確実に100%女性ですので、安心して飲みに来てください。