
本日3月28日の昼の地震はタイでは珍しく長い時間揺れました。震源地はミャンマーの北部でマグニチュードは7.7 だったそうです。2024年の能登半島地震でマグニチュード7.4、東日本大震災でマグニチュード7.9だったのでかなり大きな地震です。タイでは地震が少ないため、揺れると大勢の人が建物から外に出てきます。
余震があるかもしれないのでタイの地震の注意点ですが
・建物は耐震対策をしていないので、建物から出るとき・近くにいるときは上から落ちてくるものに注意。
・閉じ込められる可能性が高いのでエレベーターは使わない。
・電圧が高いので電気系統の火災に注意。停電に備え店の出口を確認しておく。
週末なのでカラオケやスナックで飲んでいる時は特にお気を付け下さい。それでは地震以外の最近のタイの夜の事件をみてみましょう。
トンローで違法ギャンブルの賭場
22日23:30頃、バンコク・トンロー地区のビルでポーカー賭博場の摘発があり、客やスタッフの韓国人7人(うち女1人)とタイ人2人のあわせて9人が現行犯逮捕されました。警察は、賭博場があるという情報を受け内偵を続け、強制捜査に踏みきりました。
入り口で見張っていたタイ人の男が逮捕されており、「外国人ギャンブラーを部屋に案内する役割だった」と供述しました。
押収された主な証拠品は、トランプやポーカーチップ、携帯電話4台、現金5万バーツなどでした。
場所を調べてみると、トンローのソイ25、「カラオケ雅」の路地をずっと行った奥にある普通のマンションでした。タイでは、こうした賭場やネットギャンブルサイトは珍しくないですが違法ですのでご注意下さい。
ナイトスポット取り締まり強化
24日、タイ警察パタヤ署は、すべてのナイトスポットに対して取り締まりを強化していくことを発表しました。未成年労働・薬物・武器・人身売買・安全についての問題に重点的に取り組むとして検査と指導を行っています。
タイでトラブルが最も多い夜の繁華街であるパタヤなので、どのくらいの効果があるのかは不明ですが、警察は実際に動いているようです。24日午後、パタヤのビーチにある市場前で、違法なサイコロ賭博を行っていたタイ人とカンボジア人の計4人が逮捕されました。
昼間のビーチで彼らはサイコロを使った賭博を行っており、スマートフォンを用いて出目を予想し合いながら現金を賭けていたとのことです。現金100バーツと、ゲームに使用されていたスマートフォンが押収されています。
規模がとても小さいですが、観光地としてのパタヤの品位を損なう行為とみなしたそうです。
27日深夜にはナイトスポット「The Wild 69」のカラオケバーに警察が急襲、労働許可を持たずに接客業務に従事していた外国人ホステス6人が逮捕、店舗を運営していた女が不法雇用の容疑で逮捕されています。
プーケットでも拘束者続出
プーケットでも歓楽街「バングラ通り」において、警察による大規模なパトロールと取締りが行われ、「性的嫌がらせと捉えられる可能性のある行動」を行ったとして、レディーボーイ9名が拘束されています。最近摘発が続いており20日に37人、22日にも6人が拘束されています。こちら、いい感じのプロポーションの女性ですが、全員レディーボーイたちです。夜の路上で会ったら見分けが難しそうです。
バンコクでは不法就労でカラオケ摘発
タイ入国管理局は24日深夜、バンコク都内のカラオケ店やホスト店など10か所以上で一斉摘発を行いました。外国人の不法就労、人身売買などの捜査のためです。この日だけで57人の外国人ホステスが捕まり店が摘発されました。
タイ正月のソンクランが迫っていることを考えると、日本で言えば、警察の「年末特別警戒」パトロールみたいなものでしょうか。傾向としては、カラオケなどでの外国人ホステスの取り締まりと、賭博に対する取り締まり強化です。賭博は携帯でもできるということで近年タイで流行っているので要注意です。
これは数年前ですがバンコクで摘発された秘密カジノの様子です。なぜかトップレス姿のタイ美女がディーラーをしていました。顧客サービスなのか、それともお客の視線を引きつける隙にいかさまをやるためだったのでしょうか。
パタヤとプーケットというタイの地方の二大歓楽街での警戒強化、これからバンコクも動きがあるかもしれません。
もし夜遊びに出かけても、飲み屋のタイ人ママが「おもしろい遊びあるヨー」とギャンブルのお誘いをしてきたり「ウチはタイ人以外の女の子もいるよ」(ミャンマー人など)などと誘ってきたら注意です!店にいるときに警察が見回りにきたらたら一緒に捕まってしまいます。
ソンクランまでの期間、夜遊びの際は怪しい店には近づかないようにしたほうがよいでしょう。