エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
日本では、感染力の強いオミクロン変異株が流行っているようです。東京では1週間で前週の倍の新規感染数となったそうで、コロナが落ち着いてきているようにみえるなかで、不気味な状況です。タイでも感染者数は増加傾向にあるという発表がありました。
こうしたなか、世の中に別の角度で不安をもたらした注目事件がおこりました。
タイ各地に展開する携帯電話ショップ「BANANA」に侵入して合計数千台の携帯電話を盗んだとして、ナラティワート県出身の23歳の男が逮捕された事件が先日ありました。この男はなんと、ブリーフ一丁という姿で毎回犯行を行っていました。
タイに変態仮面が登場!?
この容疑者は、「BANANA」のバンコクのサイマイ店をはじめとして、地方のヤラー、ハジャイ、パッタルン、ナコンナヨック、ナコンシータマラート、ノーンブアランプー、ウボンラチャタニ、ホアヒンの各店舗で犯行を行ったのですが、監視カメラに映っていたのは、ブリーフだけの裸の姿でした。
容疑者は警察の取り調べに対して「盗んだ携帯電話の一部を売り、残りはホームレスに渡した。自分も昔はホームレスだった。子供のころ、友達はみんな携帯電話を持っていたのに自分は持っていなかったから」と供述しています。
気になるパンツ一丁姿の理由については、
「ブリーフ一丁になるのが好き。自信がついて自分らしくなれる」と語っているとのことです。
強烈な変態さんですね。
日本人ならこの話をきくと誰もがこれを思い出すと思います。
パンツ一丁には不思議な魔力があるのでしょうか?!
パンツ一丁の女ギャンブラー
タイ語では、パンツしかはいていない状態、すなわちトップレス姿のことを
เปลือยนม (plɯay nom プルーワイ・ノム)といいます。
プルーワイが「裸になる」+ノムが「胸」、という意味でできている単語です
コロナ前はパタヤやソイカウボーイなどにある過激なゴーゴーバーなどでトップレスのタイガールたちを見ることができましたが、以前にはこうした事件もありました。
けっこう前の話ですが、裏カジノがバンコクで摘発されました。もちろんタイでは競馬や宝くじなどの公営ギャンブルを除いて、賭け事は違法です。
賭場があるということで当局の密偵が忍び込んで撮影されたのですが、この裏カジノの売りは、ディーラーがパンツ一丁のお姉さんだったそうです。なぜおっぱい丸出しなのか、単に客寄せサービスだったのか、それとも野球拳のように負けると脱がせることができるシステムだったのかは不明ですが、これもあってにぎわっていたそうです。
相手が平常心を保てなくするための高度な心理テクニックだったのでしょうか?
サイコロを振る勝負の際、パンツだけの娘が開脚して「入ります!」と言ったら、別の意味に思えてきます。
伝統衣装でおっぱい丸出し事件
夜遊び繁華街の半裸のゴーゴーバーレディーや、胸の谷間を出した服装で道を歩く一般女性たちをみると、タイは肌の露出に寛容な文化である気もしますが、本来は保守的な国民性です。
こちらはモデルが、タイの伝統衣装をテーマにして撮影したものですが、色気を出すためか、おっぱいを露出させた姿での撮影を行いました。実際は乳首丸出しで、フェイスブックなどで公開されたものです。これは評判になりましたが、けしからん、といわゆる“炎上”騒ぎになったものです。
タイの伝統的な衣装の品位を落とした、としてテレビのニュースなどでは女性の大学教授などが厳しく批判しました。タイの田嶋洋子先生みたいなものでしょうか。結局、しばらくしてこのモデルと事務所はアップロードした写真を削除することになってしまいました。
日本だと、江戸時代の大奥や吉原遊郭をイメージして、着物姿で接客する風俗店やおっぱいパブがあったりしますが、タイの伝統衣装にはそうしたことは許されないようで、やはり意外と保守的な文化のようです。日本がエロにゆるいのかもしれませんが。
奇妙な“変態仮面”が登場したタイですが、大多数の紳士にとっては、自分がパンツ一丁になるよりは、パンツ一丁の女性をみる方がパワーが、わいてくると思います。たまには、“変態仮面”になってお気に入りのタイっ娘のパンツ姿を拝んでみる夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。