先日、日本の福岡で回送バスが不具合でドアが開いたまま走行しているのが通りがかりの人に撮影され問題となりました。バス会社は「再発防止に取り組んでまいります」とコメントしました。
しかしタイの道では、ドアを開けっぱなしにして黒煙を吐きながら疾走するバスの方が多いくらいです。日本人にとっては、行先がわからないし乗り方も知らないので、未知の世界という人も多いでしょう。でも皆様の会社のタイ人スタッフには、バス通勤の人がいるはずです。「バスが来なくて遅刻しました」と言われたときに、こちらがバスのシステムを知っていればいろいろ話もしやすいです。バンコクの路線バスにはたまに、びっくりするほどの美人車掌さんが乗っています。バンコクのバス美人車掌制服図鑑ということで、目の保養をしながらシステムを研究してみましょう。スタイルの良い美人車掌さんです。バンコクには150~200ほどの路線があります。バスの停留所には、何番のバスが停まると書いてあるので、自分が乗りたい路線のバスの番号のある停留所で待ちます。
ただし、バスは停留所で必ず停まってはくれないので、乗りたいバスが近づいて来たら、手を斜め下に突き出して、タクシーを停める時みたいにアピールしないといけません。バスに乗り適当にどこかの席に座ると、車掌さんがこのように近づいてきます。乗ったときの先払い制です。運賃は、エアコンのないバスの最低料金は8~9バーツ、エアコン付きのバスは13バーツという激安です。それぞれ長距離乗るとそれに応じて料金が上がっていきますが、おそらく一番距離の長いドンムアン空港~モーチット間を走るA3バスでも40バーツです。車掌さんに行先を言うと「○○バーツ」といわれるので、その額を払います。この車掌の娘も可愛いですね。
彼女が手に持っている筒のようなものが、運賃を回収するボックスです。乗客から行先を告げられてお金を渡されると、ここからお釣りと、トイレットペーパーのようになっているバス券を出してちぎってくれます。運賃は完全に乗客の自己申告制ですが、不思議なことに、バスに乗ってきたお客が複数いても、彼女らは忘れないで近づいてきますし、お客もごまかす人はほぼいないです。
まあ、こんな可愛い娘が近づいて来たら、支払いをごまかすどころか、こちらから話しかけたいくらいです。バンコクのバス車掌さんは、基本的には、貫禄あるおばちゃんが多いのですが、田舎の中学を出たての十代のきゃしゃな娘も時々いて、揺れる車内で一生懸命運賃を回収しているのをみると、がんばれーと応援したくなります。
このように、運転手が可愛いという場合もあります。様々な職場での女性進出が著しいタイでは、バスの運転手が女性というケースも少なくないです。
バンコクの路線バスは運転が荒い人が多いです。乗降ドアを開けっぱなしで走るバスもあります。停留所でもお客が完全に乗りきる前に急発進したり、猛スピードを出し続けて同じ路線のバスを追い抜くこともあります。当然、何時にバスが来るかは誰もわからなくなります。タイ人に聞くと8番バスという路線は、荒くれ者の運転手と車掌が多いそうです。バンコクの路線バスはバンコクバス公社という1社が担っています。
社員は準公務員なので、車掌の制服は、このように他のタイの公務員と同じように、軍人みたいなごつい肩章と胸に階級章をつけています。運転手と車掌が美熟女コンビということもあります。運転手と車掌のコンビは一日中一緒にいるからか、とても息があっていて、運転手がサングラスにタトウーの入った強面の場合は車掌も、おっかないおばちゃんで、窓から顔を出して、割り込み車を怒鳴りつけていたりします。
このようなメガネっ娘もいます。
彼女の場合、TikTokなどで可愛い車掌さんということで、ファンまでいるそうで、驚きです。
この車掌さんは、通学の高校生が多い路線の人で、乗客の高校生の間で「バスに美人のお姉さんがいる!」と評判になったそうです。
こんな美人さんに「今日もお仕事行ってらっしゃい!」と言われたら朝から元気になってしまいますね。楽しいバスの旅でしたが、そろそろ降車の時間です。
バスを降りたい時には、押しボタンをおします。日本とは違い、座席近くに押しボタンはなく、入口付近に1,2個あるだけです。出口へ気をつけて歩いて行き、ボタンを探す必要があります。
降りる時は、バスと歩道の間をバイクがすり抜けてくる場合もあるので、後方を見て確認することを忘れないようにして下さい。
素敵な車掌さんと出逢えるといいですね。