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バンコクの街かどに並ぶ大人のおもちゃ・タイのアダルトグッズ事情

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バンコクの街かどに並ぶ大人のおもちゃ・タイのアダルトグッズ事情

報道によると、タイ政府のチャルムチャイ農相が、世界でタイ産ゴムの知名度と需要を上げるために、タイ国産ゴムを使った大人のおもちゃを生産し、「セックストイ・メイドイン・タイランド」として世界に販売することを提言しました。
農相は、アダルトグッズのマーケットは5年で300%成長しており、2030年には年間売り上げが2兆バーツに達する見通しであるとして、
「性具の生産・販売を促進すれば、ゴム農家の収入が増える。」と発言、そしてシステム化されたゴム工業団地の設置に繋がっていく、という見通しを述べました。

これが実現されるかどうかは別にして、大胆な政策ですね。
日本の政府高官が「メイドインジャパンの大人のおもちゃ生産で景気回復!」などと発言したら一斉に叩かれそうです。

タイではアダルトグッズは違法?

じつは、タイではアダルトグッズの販売、購入、所有は法律で禁止されています
違反した場合は3年以下の懲役もしくは60,000THB以下の罰金、またはその両方が課せられる、とされています。

バンコクの街を歩くと、シーロムのパッポン通り付近や、ナナ付近のスクンビット通りなどでは堂々とエログッズが路上で売られています。
でもこれは全て違法店なのです。実際、時々警察による取り締まりがあって摘発されています。2020年にはタイの税関が押収したアダルトグッズは4,000個以上にのぼったそうです。

じゃ、冒頭の政府高官の発言はなんなんだ?と感じますが、これは海外向け商品であり、国内で流通させるためではない、ということなのでしょう。
人様の国の政策なので、とやかく言うべきではないのはわかっていますが、「禁止なのかOKなのか、いったいどっちなの?」と言いたくなってしまいます・・・。

タイのアダルトグッズの世界

要するに、公式にはダメだけど実際は大いに流通しているしビジネスとしても成立している、というのがタイでのアダルトグッズの立ち位置なのでしょう。

ではタイではどんなエログッズがあるのでしょうか?
「タイ・アダルト・ドットコム」という通販サイトがあって、これは大人のおもちゃを販売するサイトです。言語は英語とタイ語が選べるようになっているので、どうみてもタイ国内向けです。このラインナップをみていきましょう。小型電マ(249バーツ)です。

全長16センチの小型のものです。なんか作りも、ちゃっちそうな感じですが、日本円で1000円しないものですから、こんなものなのでしょうか。バイブレーターです。
490バーツです。操作ボタンが4つもついていて、場所によって強弱の調整がきくようです。ビビットな色使いも目を引きます。

リモコン式バイブレーター。いわゆる「とびっこ」というものですね。振動の強さは10段階!799バーツです。イメージ画像のえげつなさがすごいです。

女性用ばかりではありません。こちらは男性用のペニス振動マシーン?です。
568バーツです。リモコン式なので、ハンズフリーで対応できちゃいます。

SMの趣味がある方はどうでしょうか。ムチやロープ、マウスピースなどの拘束具など10点セットで889バーツです。
本屋さんでほこりをはらうハタキみたいなものは、これはくすぐりプレイ用でしょうか?

フアノム(タイ語でチクビ)攻めのマシーンです。お値段はずんで1299バーツです。乳首に当たる部分は、ギザギザ、スクリュー型などパーツを入れ替えられるようです。乳首くらい自分で…と思ってしまいますが、機械を使うとイイのでしょうか?

チンチンに取り付けるバイブレーターは
使用例のイラストでは女性が器具ごとくわえています。

お尻を攻める器具は399バーツです。

中国製のダッチワイフもありました。毛穴も再現したというリアルさが売りだそうです。15999バーツします。

もはや何に使うのかわからない、公園の遊具みたいなベルトです。
1298バーツです。マニアの世界は奥が深いですね。きりがないのでこの辺にしますが、タイのアダルトグッズはとても充実しているようです。
もちろん、こういうグッズを好む好まないは個人次第です。あなたのパートナーは、どうでしょうか?

バンコクで売られている下半身が元気になる精力剤や勃起薬は安全?

 

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