
エカマイのホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
バンコクのチャッチャート都知事は都庁で会見し、バンコク限定で娯楽施設の閉店時間を午前4時までに延長するという政府の提案について、「反対しない」と述べました。
もし政治的な調整が進めば、今年の年末年始から夜の娯楽施設が午前4時まで営業時間が延長される予定だそうです。どうなるかわかりませんが期待したいです。
昔のタイは夜遊び天国?
10年ほど前までのタイでは夜の繁華街への規制がかなり緩かった歴史があります。
明け方近くまでの深夜営業が一般的で、なんと16歳以上であれば未成年のホステスも各店に堂々といました。良い悪いは別にして2000年代初頭くらいまでの、なんでもありのアナーキーな東南アジアの雰囲気が残っていたのがこの時代までです。90年代~2000年代のカラオケ街のタニヤ通りでは、店で飲み明かして仮眠し朝に店のスタッフに新しいネクタイを借りて、そのまま出勤していく駐在員もいたそうです。我々の先輩世代のタフさには驚きますが、自由な環境あってのことですね。
2014年にクーデターが起きて軍政になってから2015年1月より娯楽施設の営業時間は深夜0時まで、一部エリアの業種(ゴーゴーバーなど)は午前2時までという法定時間が定められました。また、18歳未満のホステスの勤務や、ディスコは20歳未満の客の入場を禁止するようになりました。
これは夜の街だけではなく全体的な規制だったそうで、地元タイの人も実感としてあるようです。2014年以前の時代を覚えている世代のタイ人に聞くと「昔は自由で毎日楽しかった。」「ソンクランとか祭りの時は盛り上がりが今よりすごかった。」という話をする人がけっこういるのです。
日本でいうと、「コンプライアンス」とか「ネットで他人のあらさがしをする」などがない昭和の時代みたいな感じだったのかもしれません。
飲みに誘う時の言い方
もし年末に夜の繁華街の営業時間が延長となれば、昔のような熱気が戻ってくるかもしれません。楽しみにして今のうち体のコンディションを整えておきたいところです。
女の子をタイ語で「飲みに行こうよ!」とお誘いする言い方は
ไปดื่มกัน【pay dʉ̀ʉm kan】パイドゥームガン
といいます。
パイ(行く)+ドゥーム(酒を飲む)+ガン(一緒に)とういう構造です。
これは現在形ですので、今行こう!ということになります。
今日ではなく別の機会に飲みに行こうという場合は、
โอกาสหน้าไปดื่มกัน 【ookàat nâa pay dʉ̀ʉm kan】オオガート・ナー・パイドゥームガン
といいます。
オオガート(機会)+ナー(次)+パイ(行く)+ドゥーム(酒を飲む)+ガン(一緒に)という構造です。気になる娘をみつけて、次回連れだそうというときに「今度、飲もうよ!」と呼びかけるニュアンスになります。
こうやってお誘いして、
ง่วงนอน【ŋûaŋ nɔɔn】ンガンノーン(眠い)
と言われたら残念賞ですが、この年末は、眠気を吹き飛ばす楽しいトークや期待させる大人のムードで盛り上げたいところです。