エカマイにあるホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。
タイの酒「ヤードン」の粗悪品が出回り中毒が多数発生中という報道があります。
このヤードンを製造する際に、通常用いられるエタノールではなく、メタノールが混ぜた業者がいたそうで、死亡者が出る騒ぎになっています。
まともなヤードンは健康増進や精力剤としての効果があるとされています。
ケミカルな薬剤ではない、タイのユニークな健康食品についてご紹介しましょう。
タイの薬草酒ヤードンは子宝の酒?
まず、ヤードン(ยาดอง)とは、フルーツや薬草などを漬けた酒です。
一般的に「アルコール」と我々が呼んでいるものは、エタノール(エチルアルコール)、メタノール(メチルアルコール)などの総称です。
エタノールは、発酵アルコールと合成アルコールの2種類があり、発酵アルコールは、サトウキビやトウモロコシ、芋などを発酵させて作られます。これが酒やみりん、消毒液などの原料になるわけです。
一方、メタノールは天然ガスから作られ、プラスチックや合成繊維、接着剤、塗料などに使われる物で、食用できないものです。10mL摂取すると失明の可能性があり致死量は30~100mLとされています。
吐き気や腹痛、酩酊、めまい、物が二重に見える、昏睡などの症状がでるので、少し飲んで怪しいと思ったら水を大量に飲んで吐き出し、すぐ病院へ行ってください。量によっては当日は大丈夫でも翌日以降に症状が出ることもあるそうです。
見分け方として、匂いを嗅ぐと眼や鼻に刺激が来るとか、火をつけると燃えやすいなどの特徴があると言われていますが、結局飲んで死んでいる人が世界中にいるので、事前に見分けるのは難しいようです。
さて、本来のヤードンは、梅酒などの果実酒などと同じく、アルコール度数の高いリキュールから作ります。つけ込む物は、作り手によって変わるようで、漢方薬やコブラなどを入れる場合もあるそうです。日本でいうと沖縄や奄美の田舎の家で作っているハブ酒みたいなものでしょうか。
これが健康に良いだけでなく、精力剤としての効能もあるといわれています。
田舎やバンコクの下町などでは時々、色っぽい熟女が地面にござを敷いて、ヤードンを売っており、その場で熟女と会話しながら飲むことができるという、路上ヤードンバーがあったりします。
ヤードンは“子宝に恵まれる酒”だ、というタイ人もよくいます。
ショウガが股間にきく!?
バイアグラなどの薬品系の勃起薬ではなく、自然物由来の精力剤としてタイで有名なもののひとつが、「クラチャイダム」です。
クラチャイダムとはタイ特産の黒ショウガです。アルギニンなどのアミノ酸が多く含有されています。アルギニンは、体内に吸収されると一酸化窒素に変わります。これは、体の血管を拡張させる効果があり、全身の血流を増加させることでED症状の改善につながるとされています。これはタイでとてもポピュラーなサプリメントで、普通のドラッグストアなどに置いてあります。1ケースで300バーツ程なので手軽に試してみてはいかがでしょうか。
ギンギンになるハーモニーコーヒーとは
タイには、精力増強効果があるというコーヒーがあります。
ハーモニーコーヒーというのですが、普通のタイ北部原産のコーヒー豆に、なんとハーブ類や冬虫夏草などが混ぜられているのです。
詳しい成分は、
非乳製品クリーム40%
ロブスタコーヒー38.47%
冬虫夏草 6.67%
白いんげん豆エキス 3.33%
コラーゲン 2.00%
サボテンエキス 1.33%
L-カルニチン 1.5%
スクラロース 0.03%
といったところです。
性行為の30分〜1時間前の空腹時に飲むと効果が高まるそうです。
しかも、性行為だけでなく、脂肪の燃焼を助け、血糖値を下げる効果もあるとのことで、エクササイズなどの運動前にも効果があり、女性も服用可能とのことです。エロいコーヒーとは、タイらしい未知の世界ですね。
今晩は、薬用酒やショウガ、コーヒーなどの加勢を得て、気になるタイっ娘と肉弾戦してみてはいかがでしょうか?!