タイのローカルニュースでは、脱獄が話題になっているようです。先日、ナコンパトム県ムアン区トゥンノーイにあるトゥンノーイ刑務所から、9人の囚人が脱走して逃走中という報道がありました。9人は禁止薬物の使用者や窃盗犯などだそうです。捕まった者もいますが、何人かはまだ逃走中です。
ナコンパトム県というと日本人にはぴんときませんが、「アイーン娘」は「これ遠いじゃないですよー」と言うのです。調べてみると実はバンコクのすぐ隣の県でした。バンコクからは40~50㎞ほどしか離れていないというところなので、ちょっとこわいですね。タイのテレビの報道だと、刑務所近くの監視カメラの映像に、脱走犯たちの様子が映っていたようですが、このように塀を乗り越える時に囚人服を鉄条網の上にかけて脱出したので、上半身裸に裸足という格好なのですね。これでは目立ってしょうがないので、彼らは多分、近くの民家の洗濯物やサンダルを盗んで逃走しそうです。いまどき、のこぎりで牢屋の鉄格子を地道に切って脱獄したとのことなので、逃げるのがうまそうですから気になります。
逃げるといえば、以前、知り合いのタイ人男性が「今日はどこに泊まろうか」と考えていたのでどうして家に帰らないのかと聞いたら、同居している彼女が浮気を疑ってきていて頭に血がのぼっていてかみついてくるので、しばらく、ほとぼりをさますために家に帰らないようにしている、とのことでした。そういえばタイ人女性は束縛がすさまじいということはよく聞きます。
タイ人女性がどうやって、男の浮気を阻止しようとするのかについて、少し聞いてみました。
やたら電話する・携帯電話のチェック
「夜は電話するです」飲み歩いていたら電話をして「今どこ?」「何してる?」「誰と一緒?」これはタイ女性の定番パターンですが、気になるそうです。動物的な勘で、特に怪しい夜には、わざわざ電話をしてビデオ通話をして様子を目で確かめようとすることもします。
LINEのやりとりなどを、みせろと要求するというのは定番ですね。きわどいやり取りは削除すればよいのですが、それを見越して他の女の子の連絡先を消させるという強引な娘もいます。あと、男性が強気のタイプの人で携帯電話を見せない場合は、「寝てるの時やシャワーの時に、こっそり見る娘もいます。」だそうです。なかなか想像もしませんが、そこまでやるそうです。日本語がわからなくても、あなたがLINEで他のタイ人女性と連絡をとっていたら、そのやりとりをみつけられてしまいます。暗証番号ロックはしっかりかけましょう。
男性の部屋に自分の荷物を置く
同棲しているわけではない場合は、女性が男性の家へ遊びに行くこともあるそうですが、歯ブラシや着替えやらを置いてきます。日本人の女の子でもよくやるやり口ですが、自分の痕跡をわざと残そうとします。もちろん、他の女性が相手の部屋を訪れた時に「ここには女(私)がいるんだよ。」という牽制の為ですね。
男の部屋の掃除をする
世話焼きなタイ人女性は多いですが、部屋を掃除してくれる行動にはちゃんと意図があるそうです。「他の女の子の髪の毛、コンタープローム(つけまつげ)あるですかチェックな。」
掃除しているのではなくて、探し物をしているのですね。よく言われるトイレの便器のフタが上がっているか下がっているかで女の影を見破るという日本人女性ほど緻密ではないにしても、タイ女性もそういったことには嗅覚が鋭いみたいです。
マンションの管理人に質問する
日本人など外国人の彼氏の場合は、高級なマンションやコンドミニアムに住んでいたりするわけですが、そういったところでは受付に管理人がいます。タイの娘はその受付のおじさんに「私の恋人、他の女を連れてきてないですか?」と聞くのだそうです。日本の感覚だとそんな恥ずかしいことをよく聞けるなと思ってなかなかやりませんし、聞かれてバカ正直に答える守衛の方も、おいおい守秘義務とかどうなっとる!?という感じですが、そのへんはタイ人同士なので、気軽に聞いたり答えたりしてしまうらしいです。
ある日本人の遊び人の方がおっしゃっていましたが「こっちも聞かれることはわかってる。守衛の交代時間や非番の日を知っているから、女の子によって出入りする時間を変えてるんだ。だから聞かれても大丈夫。」とのことです。高度な情報戦ですね。
占い師に聞く
少数ですが、バンコクの路上にときどきいるタロットカードの占いの人に、自分の彼氏が浮気しないか聞く娘もいます。これを聞いてなるほどと思いました。
占い師というとオカルト的に感じますが、カウンセラーとか飲み屋のマダムみたいな存在だと考えると、会話の内容は想像しやすいです。女の子は、自分の相手が浮気していそうだと不安に感じているからこそ占い師に相談するわけで、そうすれば占い師としては、不安があるということは実際に浮気されている可能性があるなと推測してそのような回答をするはずです。
要するに、タイ人女性は、相手の浮気を必要以上に疑う人が多く、その気持ちを他人の言葉とか相手の男性の何気ない行動を見て、“やっぱり、まちがいない”と増幅させていってしまう構造があるのでしょう。思い込みに自分で暗示をかけられてしまうというところもあるのかもしれません。
以上が、タイの女性が男の浮気の対策にどんなことをするかについて少し聞いてみた結果です。
なかには、女友達から情報収集して「ディスコで他の娘と一緒にいるところを見た」と連絡をもらっていたり、手の込んだ娘だと、相手の携帯電話にこっそりGPS発信アプリをしこむ人もいたそうです。おそろしいですね。そこまではなくても、こういうことを知っているとおのずと行動に自制心がわいてきます。あくまでも参考までに、ということですよ(笑)タイ人女性の相手がいる人は、普段からちゃんと大事にしてあげるというところから信頼関係を構築して、束縛の手を緩めさせていくしかないです。