タイのローカルニュースでは、日本のAV女優である「深田えいみ」さんがタイに滞在中で、先日は古都アユタヤを訪問したと報じています。
深田えいみさんは、1998年生まれの24歳のアダルトモデルで、元はいわゆる「地下アイドル」だったそうです。そこからアダルトビデオ業界に転身したそうです。ショートカットがトレードマークで、ツイッターのフォロワー数は200万人を超す人気嬢だそうです。
日本のAV女優はタイ人にも人気があるそうで、深田えいみさんが訪タイしたことは地元メディアでも取り上げられ、若者のファンを中心にちょっとした騒ぎになったそうです。
タイの昔のアダルトビデオの奇妙な演出
タイ製AVを観たことがありますか?
今は、スマホの普及のため、インターネットのポルノサイトには、たくさんの素人タイ人カップルやアメリカ人などの買春客のゴーゴー嬢との性行為動画があがっているので、アングルが下手で大味であり、おもしろくもないものばかりです。
でもネット普及前のタイのエロビデオは、夜店でCD-Rにして売られていたのですが、日本人から見ると珍しくて独特な演出が多かったのです。当時は、AVというよりポルノ映画の形をとっていたので、無駄にストーリーがあるのです。不思議な昔のタイAVの世界をご紹介しましょう。
「タイのターザン」という作品
自然の中で暮らす“ターザン”風の男が、どこからかさらってきた都会の女性を背負って、河原を歩いています。ターザンの格好が、全裸に植物のツタが一本だけからんでいるという、どうみてもただの変態です。女性の服を脱がせると、川の石の上で愛撫。
そして二人で川の水の中に入って合体。水しぶきが上がるほど激しく腰を動かします。さいごはターザンが雄たけびを上げてチンチンを抜くとゴムを外し、水面に浮いている女性の体に精子をビュッビュッとかけます。鮭の人工授精か、と笑いました。自然の中で暮らす野生児ターザンが、なぜかばっちりコンドームをつけているという紳士ぶりも、つっこみどころ満載の作品です。
「2月14日」という作品
ほろ苦い青春ものです。高校生の女の子2人が、4人の男子とグループ交際をしています。2月14日のバレンタインデーに、背伸びしてみんなで男の子の家に集まりタバコを吸ったり酒を飲みます。
元々良い感じのカップルがいて、男の子が酔って眠くなった女の子をベッドルームに連れこみ「好きだ―」とおそいかかり、色々な体位でセックスします。それを見ていた他の男子はその友達の女の子と大乱交を開始。次々にぐったりした女の子に発射して、ひと段落ついたら、男の子のお姉さんが突然帰宅して、この状況を発見。「高校生が何をしているの!」と弟カップルを怒鳴りつけて説教して終了、という後味の悪い展開です。なぜこんな終わり方にしたのか謎です。
エッチ中はずっとさわやかでポップなタイの曲がBGMとして流れている演出も不思議です。
「モン族のエッチ」という作品
タイ北部の少数民族であるモン族の村。田んぼを歩くお姉さんが農作業の休憩で、水田の真ん中にある高床式の木造小屋に入ります。
なかでは男が作業をしていましたが、お姉さんを見ると急に裸になって、木の床の上に押し倒して愛撫開始。
ずいぶんして挿入するが、入れたらすぐ発射。その直後、村の別の若い男が小屋に入ってきて二人を見つけてしまいます。秘密のセックスをしていた男は振り返って驚きます。気まずい空気に。するとなぜか、「マイペンライ」というようにもう一人の男も服を脱ぎだし選手交代。床の上でお姉さんと、まぐあいはじめます。その様子を、最初の男はパンツ一丁でなにもしないで見守り続ける、というよくわからないプレイです。
少数民族なら大体こんなもんだろう、という制作側の適当な偏見ぶりも感じられて、奇妙な作品です。
日本でも昔のエロビデオや成人映画では変なストーリーがあったものですが、タイのAVも文化の違いが感じられておもしろいです。
タイッ娘とエロムービーを一緒に観て文化やプレイの違いを指摘し合うという、夜の試写会、というのもおもしろいかもしれませんよ。