
タイは連日気温が上がってきています。そうしたなか、ビーチで水着姿の男女がマラソンをするというイベントが開催されました。
出場したビキニのタイっ娘たちを鑑賞しながら、タイの夏についての話題をみてみましょう。
タイのビキニマラソン美女図鑑
トップバッターはこのタイっ娘です。これで走ったら、すごいことになりそうですねー。
このイベントは「ビキニラン・チャンタブリー2025」というものです。バンコクの南東、チャーン島の近くにあるチャンタブリー県のビーチで毎年行われています。
マラソンはチャオラオビーチを5キロ走ります。
このマラソンはエリアの観光イベントの一環で、ボヘミアンスタイルがテーマのため、このようなファッションの娘が多いのです。
イベントでは、海岸沿いに出店が出たり、パレードが行われたりします。ソンクラン前の暑季に行われるので、日本でいうと、夏祭りといったところでしょうか。
タイ語で季節のことをฤดู 【rʉ́duu】ルドゥゥといいます。
タイには暑季、雨季、乾季の3つの季節があり、四季ではなく“三季”があるのですが、それぞれタイ語では次のように言います。
暑季は
ฤดูร้อน【rʉ́duu rɔ́ɔn】ルドゥゥ・ロォーン
ฤดู(ルドゥー・季節)+ ร้อน(ロォーン・暑い)です。
3~5月の時期です。最も暑いのは4月で、気温が40℃を超える地域も多数あります。
雨はほとんど降りませんが、高温になるのでたまにスコールがあります。
タイの学校は3月~5月上旬を「夏休み」とし、5月上旬から新学期としています。
日本ではインフルエンザが冬にはやりますが、タイでは暑すぎて空気が乾燥するので3月頃に流行の波が来るのだそうです。
雨季は
ฤดูฝน【rʉ́duu fǒn】ルドゥゥ・フォ↓ン⤴
ฤดู(ルドゥゥ・季節)+ ฝน(フォ↓ン⤴・雨)です。
6~10月の期間です。1~2日に1回は雨が降ります。日本の梅雨とは違い1日中降り続けることはなく、夕方や未明などに1,2時間ほどスコールが降って終わりという日が多いです。末期の10月は台風の影響もあり雨量が多く激しくなる傾向があります。道路が洪水になるのもこの季節です。町の中のBTSのエスカレーターやエレベーターは5段ほどの小さい階段がついていて、バリアフリーに逆行していて謎ですが、あれは雨季対策で路面よりわざと高くしてあるのです。
乾季は
ฤดู หนาว【rʉ́duu nǎaw】ルドゥゥ ナアアオ
ฤดู(ルドゥゥ・季節)+หนาว(ナアア↓オ⤴・寒い)です。
11月~2月の期間です。うってかわって、ほぼ雨が降りません。2月の一時期はかなり涼しくなり朝方は20℃をきる場合もあります。北部では気温が一桁になることもあります、とはいっても氷点下になることは絶対ないのですが、室内なのに凍死する人が時々出ます。信じられませんが、普段が暑いため毛布やヒーターがない家が多いから寒さに耐えられないのだそうです。
タイでは日本の2~3倍の紫外線量です。これは暑季・乾季関係ないそうです。
だからタイ女性であまり気を遣っていない人は、若くてもすっぴんになると肌荒れやシミがすごいです。白内障など目にも悪影響があるので、町を歩くときやゴルフなど外にいる時間が長い時は、日焼け止めとサングラスで対処をお勧めします。
タイの室内はエアコンの冷やしすぎがつきものです。暑い外から飲食店に入ると最初の10分程は涼しくてよいが、そのあとは極寒の寒さになります。
これはなぜかというと、90年代頃まで、タイの飲食店ではエアコンが有料サービスだったそうです。会計の際に、税金の他に「エアコン代」という項目があったのです。その後タイスキで有名なコカレストランがタイで初めて「個室でもエアコン代を頂きません!」というキャンペーンを始めて、それが広がり今の状態になったのです。だから飲食店や乗り物で冷房が効いていないと、「金をとっているのに冷やさないのか!」と思われるのでどの店も冷房を徹底したそうで、クーラー有料文化が消えた現在も「飲食店やモールは最大に冷やすのが常識」と当時の名残が残っているのだと思われます。
そうはいってもタイっ娘とカフェなどで話しこむと途中でバックからカーディガンなどを取り出します。店のスタッフも着こんでいたりするので、タイ人も寒いみたいで誰も得をしていない気がします。
もうすぐタイ正月のソンクランです。夕涼みに夜はカラオケスナック巡りで、常夏タイっ娘と南国の夏を楽しんで下さい。