最近、タイを訪れる観光客のなかで特に中国人女性の間で、タイの女子大生の制服を着て写真を撮るのがかわいいということで流行っているそうです。
タイの保守的な人々の間ではけしからんという意見が出たり、タイのアピールになるからよいだろうという考えもあるそうです。
タイの大学生はนักศึกษา【nák sɯ̀k sǎa】 ナックスクサー と言います。
タイの美人女子大生の制服を鑑賞しながら、タイの大学豆知識をみてみましょう。
タイの美人女子大生制服図鑑
タイの夏休みは3月から
タイの学校は2学期制で、1学期は5月中旬から9月下旬まで、2学期は11月上旬から3月中旬までです。夏休みは3月~5月です。大学もこれがベースになっていますが、学校によって少し異なっており、例えば8月に始まり、5月が卒業式というパターン(チュラロンコン大学)もあります。
早生まれが違う!
タイの学校制度は日本と同じ6・3・3・4年制です。
でも冒頭の通り、年度が5月17日からはじまるタイでは5月17日までに満6歳になる児童が小学校に入学し、大学までその計算でいきますので、タイの場合、4月生まれ・5月の16日まで生まれの人が「早生まれ」になるのです。
タイの入試システム
タイの大学入試は国立大学の場合は、6回もプレ試験があるそうです。中学高校の各学年ごとに少しずつ各種試験があり、それで受けられる大学が決まるシステムです。だから、中学時代から常に優秀でないと大学には行けません。でもタイの公立中学・高校は原則入試がなく、地域ごとに中学からそのまま持ち上がります。
要するに、住んでいる地域次第で学歴が大きく影響されるということなのです。
このため富裕層は私立高校へ行くことも多いようです。
出身者の質について
あくまでも傾向ですが、国立大卒は上記のようなコンスタントに力を発揮してきた秀才型が多いようです。チュラロンコン大やカセサート大などのトップクラス大学は、日本語検定2級以上(N2)がごろごろいます。ただし仕事をする上ではプライドが高く視野が狭いタイプがよくいるとも聞きます。一方タイでは私大の地位は低いですが、指示待ちではなく自分で考えて行動できるようなタイプが多いようです。かっちりした通訳としてではなく日本語も少しできる総合職や技術職としての採用なら私大や中堅国立大出身者の方がお買い得かもしれません。
制服について
晴れて大学に入学すると、制服があります。
タイの大学の制服ですが、男子学生の場合黒ズボンに白ワイシャツ、女子学生は黒スカートに白ブラウスです。胸につけている校章やボタンが学校によって違います。スカートの形状は、学校により少し異なります。チュラ大やシーナカリン大はヒダヒダつきのスカート、バンコク大学は短めのチューブ型でスリットが深い、という特徴があります。
タイの大学は体育会系のノリで先輩が怖いので、スカートの丈を短めにできたり派手な髪の色にできるのは3,4年生になってからだそうです。ちなみに「パッツン」とは制服着こなしがパッツンパッツンで小さめのブラウスで胸が飛び出し、タイトなスカートでお尻が出ている様子を日本人紳士たちがいつしかそう呼ぶようになった称号です。
履歴書に複数の大学が書いてある理由
タイの大学の教育はとても厳しいです。
高校並みに中間テスト・期末テストがあり、成績が一定以上でない学生は容赦なく留年となったり、私大の場合だと放校処分もあります。それを避けるため、よその大学に転学することが多いそうです。このため、入学した大学と卒業した大学名が違う人が時々いるのです。履歴書に大学名が二つ以上書いてある人は、そういう事情です。(無試験のラムカムヘン大学から難関大へステップアップするケース、留学して日本の大学を卒業したというケースもある)
日本語ができる出身者が多い学校
タイの大学では日本語を学ぶ学生も少なくないです。
バンコクで日本語学部・学科があるおもな大学は次の通りです。おおむね難易度順です。
<バンコクの国立大学>
チュラロンコン大学、カセサート大学、タマサート大学、キングモンクット工科大学、シーナカリンウィロート大学、シラパコーン大学、NIDA大学、ラムカムヘン大学
<バンコクの私立大学>
バンコク大学、アサンプション大学、タイ商工会議所大学、ランシット大学、マハナコーン工科大学
地方で日本語ができる出身者が多い学校
バンコク以外の地方で日本語学科のあるおもな大学は以下の通りです。
<地方の大学>
チェンマイ大学(タイ北部)、コンケン大学(東北地方)、ウボンラーチャタニー大学(東北)、プリンスオブソンクラ大学(南部)、スラナリー工科大学(東北地方)、ナレスアン大学(ピッサヌローク)、ブラパ―大学(チョンブリ)、パーヤップ大学(私立・チェンマイ)
以上、タイの美人女子大生制服図鑑でした。どの娘の着こなしファッションがお好みですか? カラオケやスナックには現役女子大生バイトの娘や大学時代に日本語を勉強していたという娘も時々います。日本語や英語がとても上手だったりします。
タイのキャンパスライフにいていろいろ聞いてみてはどうでしょうか。