タイと日本のバレンタインデーの違い
来週は、バレンタインデーです。タイのバレンタインデーは一大イベントです。
タイ語でバレンタインデーはวันวาเลนไทน์(ワン・バレンタイン)といいます。
ワンは「日」ということですね。
タイのバレンタインデーは、日本とは違っています。
女性が男性にチョコを贈るのではなく、贈り物をするのは男性側です。
贈るものはバラの花です。数が多いほどよいとされ、バレンタインデーは、タイのあちこちでバラの花が売られています。
日本とちがって、“義理バラ”はありません。タイ女性にバラの花をプレゼントしてしまうと、本命だと思われるので気をつけましょう。タイの中学生や高校生の場合は、相手の制服にハートマークのシールをつけるそうです。これは“義理”でもよくて、友達などにシールをつけられる娘もいます。シールで埋め尽くされている娘は人気があるということになるので、これはちょっとどきどきするイベントです。
タイの人気コンドームは?
そして、タイ中のラブホテルやモーテルがカップルで混むそうです。まるで日本のクリスマスイブみたいな位置づけなのです。特に大学生など若者のカップルはセックスデーとして考えているようです。
この日に大活躍するのがコンドームです。
タイのコンドームは1年間で約 5,900 万個が出荷され、11 億 8,810 万バーツ規模の市場なのだそうです。
タイで人気のコンドームブランド・ベストスリーの発表です。
第1位がdurexで全体の49.7%のシェアです。
創業1915年というイギリスの老舗メーカーで世界150か国で販売しているという大手です。コンドームメーカーとして世界で初めて1995年にホームページを作ったそうです。
第2位はONETOUCHで、31.1%です。製造しているタイニッポンラバーは。チョンブリ県内に2つの工場を展開し年産19億個のコンドーム製品を製造してタイだけではなく、ラオスやカンボジアなどにも出荷しています。
イチゴ味など味付きの物のバリエーションが豊富です。
第3位はオカモトで11.3%です。
日本の誇る厚さ0.03㎜の超薄型オカモトゼロゼロスリーは、タイにも進出しています。
2015年に発売された最薄の0.01㎜の“ゼロワン”はタイでは通販がメインで500バーツもするそうなので、一時帰国の際、日本おみやげで買ってタイの友人にプレゼントすると喜ばれるかも?
この3社で9割を超え、あとは第4位のPLAYBOY製が2.7%など少数となっています。(以上、2020年の統計データ)
タイではセブンイレブンのレジ横などに堂々と置いているコンドームですが、どこのメーカーのものがお気に入りでしょうか?
バレンタインはぜひ気になるアイーン娘を口説いてみてはいかがでしょうか?
でも元気な貴方は、バレンタインの夜を過ごした数か月後に、タイっ娘と修羅場を迎えないようにご注意ください。