暑季ということで暑い日が続きます。この時期、ドリアンを街中で売っているのを見かけることもあるのではないでしょうか。
ドリアンといえば、果物の王様と言われていてタイ人が大好きなのですが、それだけ注目を集めるフルーツなので全国のドリアン販売業者は、美女に売り子をさせたり、宣伝にモデルを起用したりします。そして、なぜかセクシーな格好で宣伝・販売をすることも多いのです。まるでモーターショーのキャンギャルみたいな位置づけなのです。
タイのドリアン売りの美女たちのエロティックさを見てみましょう。
タイのセクシーなドリアン売りの美女図鑑
いきなりセクシーですね。ドリアンより胸の谷間に目がいってしまいます。
ドリアンはマレー原産の果物で、タイの夏である暑季とほぼ同じ時期、4月～6月に旬を迎えます。
タイ語でทุเรียน 【tʰu rian】「トゥリアン」と発音します。
マレーシア語では「ドゥリアン」と発音するので日本語でドリアンというのは、マレーシア語が由来と思われます。
ドリアンはおいしいのですが、強烈なウ○コみたいなにおいがネックでどうも・・という人も多いかと思います。
ドリアンの臭いはタイの人も問題視していて、バンコクの地下鉄ＭＲＴや高架鉄道ＢＴＳでは「ドリアンの持ち込み禁止」という看板が出ているほどです。タクシーも乗車拒否されます。
オーストラリアでは住宅街で異臭騒ぎがあり、ガス漏れを想定して近隣住民が避難することになりましたが、消防隊が“ガス漏れ”の現場を捜索したところ、ゴミ捨て場に大量のドリアンが捨てられていただけだった、という事件が2019年にありました。
タイでは公共交通機関にドリアンを持ちこめないので、自分のバイクや自家用車で持ち帰るしかないのすが、車で運ぶ場合は、ドリアンを入れたビニール袋を車の外側のドアノブにひっかけて運びます。
道を走る車のドアノブに袋がぶら下がっていたら、おそらくそれはドリアンです。
ドリアンはビタミンＢ１を筆頭に栄養分が豊富で、子孫を残して血統を維持しないといけない昔の国王が精力増強の効能のために食べていました。そこから「王様の果物」と呼ばれるようになったそうです。
こんな風に、女の子がエロい格好で販売するのにはそういう精力増強の意味があるのかもしれません。
栄養豊富なので少し食べるのは健康に良いです。
しかしドリアンはグラム当たりのカロリーがバナナの6倍という高カロリーで、糖分も非常に多く含まれているので毎日食べたり、他に甘いものを同じ日に食べると糖分過多になってしまうので注意が必要です。
ドリアンといえば、タイでは「酒と一緒に飲むと死ぬ」と言われていますが本当でしょうか？
ドリアン食後にアルコールを摂取するとガスが発生するのですが、昔、胃の手術をした後の人が飲酒してドリアンをつまみに食べたところ、発生したガスで傷が痛んでしまい病院に搬送されたことがありました。
その話が大きくなって「ドリアンと飲酒で死亡」という都市伝説が生まれたのが真相のようです。
ドリアンと酒を合わせると死亡するということに科学的根拠はありませんが、体内で発生したガスによって膨満感を感じたり、苦しくなることがあります。
また、血圧が上昇するということもあり、持病がある人が脳出血を起こしてしまった事例はあるそうです。
食べた量や健康状態によっては悪影響が出る可能性はあるので、タイ保健省ではドリアンを食べた後の飲酒はやめるように警告を出しています。
ドリアンを適量食べるとギンギンになる？かもしれないので、お酒を呑む前日にドリアンを食べておき、タイっ娘の連れ出しデートに備えてみるのもよいかもしれません。
