9月も末となりいよいよ10月です。
タイでは10月は雨季の最後の月となり、台風シーズンとも重なるので、例年雨の量がとても増える時期です。毎年この時期は毎日のように雨が降ったり時間も長くなっていきます。
天気予報があまり意味をなさないですが、タイでも天気予報のレポーターがいます。
タイのかわいいお天気お姉さんと、おもしろい放送事故についてみてみましょう。
タイの天気予報番組はどんな感じ?
日本では「ウェザーニュース」という天気専門チャンネルでキャスターがアイドルのような人気を集めていますが、タイではどうなのでしょうか。こちらはタイの女子アナです。TNNという携帯電話のTRUEのグループが運営しているテレビ局です。
この女子アナは天気を伝えることが多く、美人の女子アナということで人気があるそうです。上品で知的なイメージです。
でもある程度はパフォーマンスをする番組もあります。
これはMCOTという政府系のTV局の天気予報ということで、NHKみたいなものかもしれませんが少し見せ方がおもしろいです。雨季には、番組開始時にスタジオにいきなり雷の音と雨の音がなり、お姉さんが「オーイッ。雨だわ」と言って傘を差し、天気予報が始まりそのまま解説をしていくという演出があったりします。
タイのコスプレお天気女子アナ
真面目な清楚系の格好ではなく、ユニークなコスプレをするという女子アナもいます。こちらの女子アナは、天気予報の際に季節のネタにちなんだ衣装を着ることで有名です。これは、仏教の祭日の際に、タイの伝統的な衣装を着て天気を伝えた際の映像です。
日本でいえば、着物姿でニュースを読むみたいなものです。なかなかよいですね。こちらは別の日、暑くなってきた時期に川でボート遊びなどをするという話題のオープニングから天気予報を始めたときのもので、水遊びをするスポーティーな格好です。
こういう遊び心があると、天気予報をみるのが楽しくなります。
タイらしい放送事故と冷静な女子アナ
タイらしい放送事故もあるのでおもしろいです。これは、チャンネル3である日、台風で川が増水し洪水が発生しているという大変なときの報道です。
天気担当のアナが解説していたのですが、次の瞬間、間違えて報道スタジオの映像に切り替えてしまいました。すると報道の女子アナウンサーが、スマホをいじったりしてだらけている様子が流れてしまいました。日本だったら苦情殺到でしょうが、特に問題にならなかったというのが大らかです。こちらはある日の天気予報で、アナウンサーが天気の解説をしているときに、なぜかスタジオに猫が入ってきてしまったということがありました。
全国生放送なので、スタッフが出てきて猫をどかせるわけにもいきません。
でもこの女子アナは、いつも通り天気の解説を続けました。
しかも入ってきた猫についてアドリブで言及するなどして、不自然でないように振る舞ったのです。天気を読み終えさいごには猫に近づいていき、
猫を抱き上げると「なにしにきたの~」と語りかけ、むずかる猫に「こわくないよ―マイペンライ」とあやしたところで放送が終了という見事なエンディングで話題になりました。
セクシーなお天気お姉さん
さいごに、このようなお天気お姉さんもいます。他のタイの女子アナと違ってセクシーな衣装です。アナウンス口調も、「こんちに、ち、わー」と可愛らしくあいさつするもので、かなりお色気路線で攻めています。毎回、おっぱいの谷間を出したりミニスカだったりするなど衣装が変わるので人気だそうです。さすがに通常のニュース番組ではなく、深夜のバラエティー寄りの番組のなかの天気コーナーということなので例外的なものですがこういう女子アナもいるのです。
バンコクの雨が降る夜は、「アイーン」で女子アナみたいな可愛い子と飲みながら雨宿りして、その後は…というのもいいですね。