エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
コロナ明けということで世界では、コロナ以前の生活が少しずつ戻ってきています。
遅れていた夜の娯楽関連についても、復活が進んでいます。
日本とタイのそれぞれで、性に関する進歩的な取り組みのニュースがありましたので、ご紹介しましょう。
日本で「ラブパーキング」登場
まず日本では、変わったラブホテルが登場しました。熊本県に、カーセックス専用の駐車場ができたそうです。
「ラブパーキング」という名前だそうです。元は、山の中の空き地で、人が来ないことを
よいことに、車を停めてセックスをするカップルが多かったそうです。不法侵入に困った地主が、だったらいっそのことラブホテルにしてしまおう!と逆転の発想で作りました。
利用方法は、このパーキングの入り口にある受付で時間に応じて料金を支払います。料金は朝10時~夜8時の間は2時間で500円、夜8時~朝10時の間は時間内1000円です。
そしてあいているスペースに車を停めると、そのスペースをシートで覆うことができるので車を囲むようにシートを張ります。これで周りの目を気にせず使えます。
シャワーやコンドームの売店などはありませんが、時間内は出入り自由なので、コンビニまで買い出しに行くこともできます。
「山だから思いきり声が出せます」というキャッチフレーズで人気上昇中だそうです。バンコクには200軒ほどのラブホテルやモーテルがあるそうですが、さすがにここまでオープンなラブホはないようです。タイではお金の節約でホテルには行かず路上の車の中で、という若いカップルも多いようなので、似たようなものがこれからできるかもしれません。タイのラブホテルも変わっていくのでしょうか?
タイ女性15-19歳にアプリで避妊薬無料配布
タイでは、女性の望まない妊娠を防ぐためのタイ保健省のスマホアプリシステムが開始されます。
15歳から19歳までのタイ人女性は、アプリを登録すると、経口避妊薬を受け取ることができるようになりました。1回の登録で、3パックの経口避妊薬が提供され年に13回経口避妊薬を受け取ることができます。
タイでは、15歳以上から性行為に法的な制限はありませんが(性的サービス業の場合は18歳以上)、認識の甘さなどもあって、十代で妊娠し男性側が逃亡することで若くしてシングルマザーになる人が少なくないです。
このことは、タイの若い女性の就学や就職の機会を奪うことにもなっており、貧困層の発生要因の一つであると考えられます。コロナ前の国連人口基金の調査では、タイで15 歳から19歳の女性の出産は、2012年頃までは1000人あたり54人で、2015年以降は 減少したがそれでも1000人あたり44人前後いるとのことです。また、15歳未満の少女の出産数は、2015 年以降は減少してきているがタイ全国で 年間2,900 件前後はあるとのことです。
“ピルなんか配布してしまうと逆に中出しセックスが習慣になってしまう”
“病気は防げないから危険”
という意見もあるようですが、現状の実態に合わせて女性側が自衛できる手段を用意するのは意味があるかと思います。