エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
バンコクの東部にあるバイテック・バンナーで12月9日~11日に開催されたEDMフェス「808 Festival」を訪れた日本人女性が、女性警備員から激しいセクハラ行為を受けたという事件がありました。
女性の発信したツイッターによると、
この日本人女性は、イベント開場を訪れて入場ゲートの手続きでボディチェックをする際、女性警備員にブラジャーの下から指を入れられ乳首を触られたり、パンツに手を突っ込まれ性器を触られるなどのセクハラ被害に遭ったそうです。他の女性客も同様の被害に遭っている様子の写真も撮影されて公開されています。
タイ警察バンナー署は調査を行い、その女性警備員に、罰金1000バーツを科しました。
この警備員は、いわゆる”トムボーイ“と呼ばれる女性が好きな性志向をもつ女性だったのかもしれません。とても強引な手口で、まるで志村けん様のエッチなコントなみに露骨ですね。
どうしてバンコクのMRTには金属探知機がある?
セキュリティーチェックの入口が一番危険な場所だったとは、こまった話です。
タイでは、大きなデパ―トや、BTS、MRT(地下鉄)の駅などでセキュリティーゲートがあります。初めてタイに来て電車に乗る時は、どきどきしたものですが、ゲートが「ビー」と警報音を出していても、警備員がその人を調べ直すということは、ほとんどなく、人が通るたびにブザーは鳴りっぱなしなので意味があるのか?と思ってしまいます。でもこれは最初は真剣に導入されたのです。
調べてみると2006年の年末に起きた事件がきっかけでした。
2006年大みそかの夕方から2007年1月1日未明にかけて、バンコクで連続爆弾テロが発生しました。
おもな発生地点はこのような場所でした。
・戦勝記念塔近くのバス停に置かれたゴミ箱が爆発。
・クロントイ市場のなかのゴミ箱が爆発。
・スクンビット・ソイ62の派出所付近で爆発。
・ゲイソンプラザ付近の電話ボックスが爆発。
・プラトゥナーム交差点付近にあるレストランで爆発。
これが2007年当時の報道写真です。爆破は10カ所以上で起き、合計で死者3人、外国人9人を含む40人以上の負傷者を出す惨事となりました。
この事件の後、バンコクではMRTや大型ショッピングモールなどに金属探知機と警備員が設置されたり、一部のゴミ箱が透明のものになったのです。
その後もバンコクでは2015年のエラワン廟での爆弾テロ事件などが時々起きているので、一応、こうしたゲートは作っておく必要はありそうです。安全なタイ・バンコクですが、海外なのでこのようなこともあるということは改めて気をつけておきたいものです。
でも怪しい警備員はごめんです。
濃厚なボディチェックは、夜の繁華街で連れ出したかわいい女の子にだけされたいものです。飲み会の続く年末年始、タイ娘に身体捜索をしっかりしてもらって体調をギンギンに整えておきたいです。