バンコク・エカマイのカラオケスナック「アイーン」です。
このようなニュースが飛び込んできました。
インドネシア議会は2022年12月6日、国内での結婚相手以外との性行為を犯罪とする刑法改正案を可決しました。
違反した場合の最高刑は禁錮1年となります。未婚のまま同居することも禁止され、最高で禁錮6カ月となります。反対運動が起きましたが、結局法案は可決。法律施行は3年後とのことです。インドネシアの法律では婚前交渉はこれまでも違法とされていましたが、法律が適用されることはあまりなかったそうです。これが厳格化される見込みです。これはインドネシアを訪れた外国人にも適用されるということで、現地メディアはホテル業界などが観光に及ぼす影響が大きいと懸念していると報じています。
びっくりしてしまいました。つまり、インドネシアでは結婚相手以外とエッチなことをすると逮捕、ということになるのです。ということは、インドネシアの風俗業の店の利用や、飲み屋からの連れ出しのようなことも、事実上禁止になるわけです。
インドネシアはイスラム教の厳しさもありつつ、首都ジャカルタにはコタインダーなる風俗街があって、置屋やKTVがたくさん並んでいるそうですが、これが完全になくなる方向ということになります。裏では細々と続くでしょうが、利用客も女の子も、大きな逮捕リスクを抱えて遊ぶことになります。東南アジアというと、夜の繁華街が盛んで夜遊びに寛容なイメージがありますが、比較的自由な国だけではなく、遊ぶのに大変な国があります。
たとえばベトナムでも風俗店はあり、ホーチミンなどでは床屋に偽装したエロの店が有名ですが、法律上は売春は違法であり、買春行為をすると逮捕され、罰金100万ドンとなっています。100万ドンは日本円にしたら5700円程度ですが、現地では小さくない金額です。
そもそもベトナムでは法律上、婚前交渉や婚外交渉、同棲は禁止されています。そのため、たとえばホテルでは、恋人であってもベトナム人と一緒の部屋に宿泊することが出来ません。2部屋以上の部屋をとるなどの対応を迫られます。
しかしそこまでやっても、うるさいホテルだと、2つの部屋を行き来するだけで廊下の監視カメラで見られていて、フロントから電話で注意される厳しさです。
繁華街の自由度は高いけど銃撃や強盗、病気などに注意しないといけないフィリピンとか、そもそも国全体が鎖国・内戦時代に逆戻りのミャンマーなど、東南アジアといってもいろいろ事情は異なります。
タイは夜遊びに関して安全で、病気の心配も少なく、システムが安定していて、女の子が日本人好みで優しい子が多い、という国です。タイはつくづく良い所だな、と感じるのであります。
いつまでも変わらないようにあってもらいたいと祈るばかりです。