エカマイのホルモン焼・カラオケスナック「アイーン」です。
第Ⅰ部18時~21時はホルモン焼き店として、第Ⅱ部21時以降は通常のスナックとして営業しています。当店のホルモンメニューのひとつにハラミがあります。噛むほどに旨みがにじみ出る上ハラミをぜひ味わってください。
ハラミはお腹の横隔膜のことですが、“腹”といえば腹を立てた人たちによる、このようなニュースがありました。
バンコクの歓楽街カオサン通りでは、毎晩、大音量のダンス音楽が流されマリファナでぶっとんだ観光客たちが大騒ぎしています。これに対して、ついに近隣住民が腹を立てたという話です。住民はバンコク都にクレームを申し出ました。
その結果、バンコク都は、騒音を防止するための指示をカオサン通りの飲食店やバーなどに出しました。
おもな内容はこのようなものです。
・娯楽施設の壁は、外へ騒音を出さない材質で作ること。
・平均音量は90デシベル、最大音量は110デシベルを超えてはいけない。
・住宅街に届く音量は10デシベルを超えない。
・施設の外にスピーカーを設置しない。
・騒音計を設置すること。
本当にこれが守られるのか、怪しいものですが…。
騒音を気にしないタイ人
タイの街にいると驚くのが音のうるささです。
通りを走るバイクや車は整備不良なのかすさまじい音を出す、飲み会などちょっとした集まりでは屋外なのにスピーカーで大きな音楽を流すなど、すごいです。
キレやすい人も少なくないタイなのに、よく音を出せるな、と不思議に感じます。音への耐性が強いのかもしれません。
夜の騒音といえば、エッチな音もあります。
タイ女性のあえぎ声といえば「オーイッ」というのがポピュラーですが、ときどき「ゲーンンッ」というフレーズを口にする娘もいます。
皆さまがタイッ娘とお楽しみの際に、これを言わせたら、お見事です。
เก่ง(kèŋ)ゲンとは、「上手」という意味の言葉です。エッチの最中にこれを言われたら、もちろん、貴方のテクが上手であることを意味します。ニュアンスとしては「すっごーい」という感じでしょう。
これは、実際に言うタイ人カップルをみたことがあります。
田舎ホテルに響く喜びの声
以前、地方都市へ行く必要がありました。タイの地方都市ですからバンコクのようなちゃんとしたホテルなんかありません。
コンクリートむき出しの壁にペンキを塗ったような武骨な雰囲気の、4,5階建てくらいのビジネスホテルがあったので、泊まったときのことです。
夜、自分の部屋で寝転がってイヤホンで音楽を聴いていたら、妙な声が混ざっている気がしました。
なんだろうと思ってイヤホンを外すと、女性のあえぎ声です。部屋のドアの方から聞こえます。どうやら廊下をはさんで向かいの部屋に宿泊している男女がセックスをしているようです。
タイ女性がよくする、「ンーッ、ンンーッ」という鼻から抜けるような甲高いあえぎ声です。
時計を見ると、22時でした。
22時だヨ 全員集合!
ずいぶん声が大きすぎます。
ドアを開けながらやっているのでは?と思い、自分の部屋のドアを開けて様子を伺いましたが、あえぎ声が聞こえてくる、向かいにあるカップルの部屋のドアはちゃんと閉まっています。
すると、当方の斜め向かいの部屋、つまりカップルの部屋の真横の部屋のドアも開いて、そこからタイ人のおっちゃんが顔を出しました。こちらと目が合うと、おっちゃんはカップルの部屋の方を指さしてニヤリと笑ってみせました。
「やってるやってる」という感じです。そしてこの時に、最初にお話しした、เก่ง(ゲーンマー・すっごーい♥)という声も廊下に響いたのです。これがはっきり聞き取れるくらい大声だったということです。
と思ったら、今度はこちらの隣の部屋のドアが半開きになってタイ人女性が顔をのぞかせました。廊下に響き渡るあえぎ声を確認すると、気まずい顔をしてすぐドアを閉めてしまいました。周りのみんなが部屋から出てくるとは、ドリフのコントみたいな光景で面白かったです。こちらもドアを閉めて部屋に戻りました。
ドアを閉めてもあえぎ声は聞こえ続けました。しばらくすると、クライマックスに近づいたのか、ベッドがぎしぎしする音まで響いてきて、女性のあえぎ声も「オオオーオオオーッ」とすさまじい大きさになりました。すると一緒に「×○×△・・!」と男の叫び声もきこえてきて、思わず笑ってしまいました。
タイのローカルホテルの防音のおそまつさはともかく、「タイの人も音を気にしないわけじゃないんだな!」と思わぬ発見に気づいた夜でした。
今晩は、見事なテクでぜひタイっ娘にお腹の底から「ゲーン」と言わせてみてください!